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ホンダF1、ガスリーのリタイア原因はパワーユニットのMGU-Hの問題と発表「厳しい幕開け。第2戦に向け対策を講じる」

2018年03月25日 17:31  AUTOSPORT web

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2018年F1第1戦オーストラリアGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2018年F1開幕戦オーストラリアGP決勝を終え、ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏がコメントを発表、トロロッソのピエール・ガスリーが直面したトラブルについても説明した。

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは16番グリッド、ガスリーは20番グリッドからスタート。ガスリーは序盤に順位を上げ、16番手を走行していたものの、レース中盤を迎える前に、マシンリヤから白煙を吹きながらピットに戻った。チームはリタイアを決め、ガスリーは13周リタイアという結果に終わった。

 その後、チームとホンダは、ガスリーはパワーユニット関連の問題でリタイアせざるを得なかったと発表した。

 ハートレーは57周を走り、1周遅れながら15位で完走を果たしている。

 レース終了後、ホンダは、田辺F1テクニカルディレクターのコメントを発表した。

「ガスリー選手がMGU-Hの問題により、15周でリタイアする形になったことは非常に残念です。これからさくらのファクトリーにて詳細を分析し、第2戦に向けて再発防止のための対策を打ちたいと考えています」と田辺氏。

「ハートレー選手についてはスタート直後にタイヤにフラットスポットを作ったため、ピットインせざるを得ませんでした。粘り強い走りを続けてくれましたが、残念ながら前を走るマシンをとらえるには至りませんでした」

「非常に厳しいシーズン幕開けになってしまいましたが、前を向いて戦うしかありません。休むことなく、チームと一緒に次戦に向けた準備を進めます」