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スーパーGT富士公式テスト:2日目午前はWedsSport ADVAN LC500が最速。WAKO’Sが2番手に続く

2018年03月25日 12:31  AUTOSPORT web

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スーパーGT富士公式テスト2日目午前のトップタイムをマークしたWedsSport ADVAN LC500
3月25日、富士スピードウェイでスーパーGT公式テストの2日目午前のセッション3が午前9時15分から行われ、GT500クラスはWedsSport ADVAN LC500が1分28秒877というトップタイムを記録。WAKO'S 4CR LC500が2番手、KeePer TOM'S LC500が3番手に続いた。GT300クラスは1日目午後に続き、ARTA BMW M6 GT3がトップタイム。D'station Porscheが続いている。

 2日間の日程で行われているスーパーGT富士公式テストは3月25日が2日目。この日は朝から快晴に恵まれ、雪を被った富士山が美しい姿をみせるなか、多くのファンが富士スピードウェイに来場し、賑わいをみせた。

 そんななか9時からセーフティカー訓練が行われ、そのまま9時15分から走行がスタートしたセッション3だが、ところどころでスピンやコースアウトがあったものの、大きなアクシデントはなし。赤旗が出ないまま走行が行われていった。

 なおこの日は、坪井翔が前日までのHOPPY 86 MCからENSO KOBELCO SARD LC500に乗り換え走行しているほか、WAKO'S 4CR LC500はフェリックス・ローゼンクビストが別カテゴリーのために1日目だけでサーキットを後にするなど、顔ぶれにも変化が出ている。

 GT500クラスでは、前日から好調ぶりをみせるWedsSport ADVAN LC500がトップタイム。国本雄資が1分27秒877と、このセッションでただひとり28秒台に入れている。2番手はWAKO'S 4CR LC500の1分29秒250、3番手にはKeePer TOM'S LC500の1分29秒326と、この走行はレクサスLC500勢がトップ3を占めた。

 4番手には1日目午後トップタイムのフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、5番手にはカルソニックIMPUL GT-Rが続き、ニッサンGT-R勢が4~5番手を占めた。一方、ホンダNSX-GT勢の最上位はMOTUL MUGEN NSX-GTの9番手が最上位となっている。

 GT300クラスは1日目午後と同じトップ3となった。首位はARTA BMW M6 GT3で、ショーン・ウォーキンショーが1分36秒325というタイムをマーク。2番手にはこの日も藤井誠暢がひとりで走行しているD'station Porscheとなった。D'stationはロングランも自信をもっており、富士戦では上位候補の1台と言える。

 3番手には、こちらも1日目午後同様にRUNUP RIVAUX GT-Rがつけた。4番手はSYNTIUM LMcorsa RC F GT3、5番手にはModulo KENWOOD NSX GT3と、国産GT3勢が続いている。なお、初日午後に駆動系トラブルに見舞われたHOPPY 86 MCだが、この日ひとりでドライブする近藤翼がステアリングを握りコースイン。22周をこなしたが、1分40秒570というタイムに留まっている。