毎年3月頃に行われる国内最大級のモーターサイクルイベント『東京モーターサイクルショー』が東京ビッグサイトで3月23日(金)から開幕。東京会場の初日で展示された気になるスポーツモデルなどを紹介しよう。
■カワサキNinja H2 SX SE
2017年にイタリア・ミラノで行われたミラノショーで初公開されたカワサキ・ニンジャH2 SX SE。2018年3月1日から発売が開始された。
このバイクはスーパーチャージャー付きエンジンを搭載したスポーツツアラーモデル。スーパーチャージャーならではの加速力はもちろん、ストリートでの扱いやすさを獲得しているのがポイントだ。
ベースとなっているのは、同じくスーパーチャージャーを採用したNinja H2(ニンジャH2)。ニンジャH2 SX SEは“ツアラー”というコンセプトにより、ニンジャH2に比べてスーパーチャージャーが作動する回転数が変更されていることに加え、大型ウインドスクリーンやグリップヒーター、電源ソケットなどが標準装備されている。
なお、リヤサイドのパニアケースはオプションとなっている。
■ホンダCBR1000RR SPカスタマイズコンセプト
特別なカラーリングやカスタマイズを施し、よりスポーティーなイメージを強調したCBR1000RR SPのカスタマイズコンセプトモデル。東京会場限定で展示された車両だ。
外観は全日本ロードレース選手権に10年ぶり帰ってきたチームHRCのマシンカラーで彩られ、アグラスのバックステップ、GBレーシングのエンジンカバー、アクラポビッチのスリップオンラインマフラーなどのレースシーンで活躍するさまざまなパーツが装備されている。
■スズキGSX-R1000R
2018年型GSX-R1000Rに新たに登場したMotoGPレプリカカラー。ひとつ前のレプリカカラーに黒色の刺し色が追加され、アンダーカウルは青に。イエローのラインもパターンが変更となっている。
こちらのカラーリングでの国内販売についてはまだ発表されていない。
■ドゥカティ・パニガーレV4 S
ニンジャH2 SX SEと同じく、ミラノショーで話題となったパニガーレV4。ドゥカティのMotoGPマシンであるデスモセディチGPの技術をフィードバックしたV型4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデルだ。
その上位機種となるパニガーレV4 Sが東京モーターサイクルショーのドゥカティブースで展示されていた。
パニガーレV4 Sにはオーリンズのサスペンションシステムが搭載。バッテリーはリチウムイオンとなる。
パニガーレV4 Sの横にはカウルなどが外された状態のものも展示されており、内部構造を見ることができる。
■その他、新型バイクやレースマシンが多数展示
その他、各ブースではレーシングマシンに加え、国内初展示のバイクが展示されていた。
最新の二輪市販モデルやレーシングマシンなどが集結する東京モーターサイクルショーの会期は3月24日(土)~3月25日(日)まで。バイク好き、モータースポーツ好きは、ぜひ東京ビッグサイトへ!