走行性能については、トヨタが進めるクルマづくりの構造改革“Toyota New Global Architecture”(TNGA)のもとで開発したプラットフォームや新型パワートレイン(2.0L Dynamic Force Engine、Direct Shift-CVT、6速MT)により、走りの基本性能や環境性能を大幅に向上させています。
2.優れた基本性能と新開発パワートレーンによる“Fun to Drive”の実現
プラットフォームには、TNGAのGA-Cプラットフォームを採用することで、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能、環境性能などの基本性能を大きく向上させています。アルミ材や超高張力鋼板使用拡大や構造接着剤の最適使用、スポット溶接の打点追加などで、ねじり剛性を現行比60%向上させています。
パワートレーンには、カローラハッチバックの“Fun to Drive”を実現するために、TNGAにより開発を進めてきた新型直列4気筒直噴エンジン“Dynamic Force Engine(2.0L)”、世界初の発進用ギヤを採用した新型無段変速機(CVT)“Direct Shift-CVT”、新型6速マニュアルトランスミッションを設定しています。これらにより、燃費・環境性能にも優れたスムーズで力強い走りを実現します。
Toyota Safety Senseには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る“プリクラッシュセーフティ”、前方車両の追従走行を支援する“レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)”、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う“レーントレーシングアシスト(LTC)”、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付き“レーンディパーチャーアラート(LDA)”、夜間の前方視界確保を支援する“オートマチックハイビーム(AHB)”、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す“ロードサインアシスト(RSA)”が含まれています。