ランボルギーニ・スクアドラ・コルセは、3月15日にレース仕様のランボルギーニ・ウラカン製造台数が累計300台に到達したことを明らかにした。
ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセは、FIA-GT3レギュレーションにマッチしたウラカンGT3のほか、ワンメイクレース『ランボルギーニ・スーパートロフェオ』用のウラカン・スーパートロフェオ、その改良モデルであるウラカン・スーパートロフェオEVOの3車種を製造している。
このうちヨーロッパやアジア、北米の各地域で開催されているスーパートロフェオ用マシンについては製造を開始した2015年から累計180台を製造済み。加えて2018年内にはEVOバージョンを70台製造する予定とのこと。
スーパーGTやブランパンGT、デイトナ24時間などに参戦しているウラカンGT3については2016年の製造開始から、累計70台をデリバリー済みだという。
なお、ランボルギーニによれば、これら3種のレーシングカーは市販モデルのランボルギーニ・ウラカンと同じく、イタリアのエミリア・ロマーニャ州サンターガタ・ボロニェーゼにある工場で組み立てているとのこと。
同社は市販モデルとレース仕様のウラカンを同じラインで組み立てることで「製造にかかる時間を短縮できると同時に、高いレベルで品質のコントロールができ、特にレース仕様についてはコース上での信頼性につながる」としている。
ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは「2017年、ランボルギーニは3815台の市販モデルを製造し、7年連続で過去最高の販売台数を記録した。レース仕様の車両についてもウラカンGT3、ウラカン・スーパートロフェオの登場から3年でマイルストーンに到達した」と述べている。
「これは我々のブランドが成長し続けていることの証であり、モータースポーツにかかわっているカスタマーから支持されていることの表れでもある」