トップへ

週休3日制に6割の人が賛成 メリットは「役所や銀行に行きやすそう」、デメリットは「給料が減りそう」

2018年03月23日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

「はたらこねっと」を運営するディップは3月22日、「はたらこねっとユーザーアンケート―週休3日制について―」の結果を発表した。調査対象は、同サイトに登録する1638人。

先日は、2017年度の春分の日が水曜日だったため、週の真ん中に休みがある状態を経験した人たちから「週休3日制」を熱望する声が出ていた。調査でも、58%の人が週休3日制に賛成していた。

勤務先で週休3日制が認められている人は1割程度と少数派

一方、勤務先で週休3日制が認められている人はわずか11%。そもそも週休3日制という言葉を「知らない」と答えた人も52%と、半数に上った。

調査では、週休3日制のメリットとデメリットを複数回答で聞いた。「休みが増える」「自分の時間が増える」というメリットはごもっともだが、「平日に休むことで役所や銀行へ行きやすい」(16%)を挙げる人が多かった。

デメリットとして最も懸念されていたのは、稼働時間の減少に伴う給与の減少だ。「お金がないのに買い物や旅行に出かけることが多くなりそう」という声もあった。また、稼働日数が少なくなることで、1日あたりの労働時間がかえって増えるのではないかという指摘もあった。

「生産効率が下がり納期に間に合わなくなったり、激務になる可能性が高いと思います」
「結局、臨時出勤を募りそう」

「週休3日制が導入されたらやりたいこと」で最も多かったのは「家でゆっくりする」(20%)。2位は「趣味に時間を使う」(17%)、3位は「家事をする」(14%)だった。「子どもとゆっくり過ごしたい」という希望も多く、

「平日に行われることも多い学校行事が、週休3日になることで行きやすくなるのは嬉しい」
「お金を使わずに子供との時間を過ごして家族サービスしたい」

といった意見が出ていた。