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三浦春馬が90年代風ロン毛に 映画『SUNNY』にリリー、新井浩文、矢本悠馬

2018年03月22日 13:01  CINRA.NET

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『SUNNY 強い気持ち・強い愛』 ©2018「SUNNY」製作委員会
大根仁監督の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の男性キャストが発表された。

同作は韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイク版として舞台を日本に移し、1990年代のJ-POPや当時のファッションを盛り込みながら物語を再構築する作品。がんで余命1か月の芹香と約22年ぶりに再会した主人公の奈美が、「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」という芹香の願いを叶えるため、高校時代の仲良し6人組グループ「サニー」のメンバーを再集結させようと奮闘するというあらすじだ。

今回出演が発表されたのは、広瀬すず演じる高校時代の奈美の初恋の相手となる大学生・藤井渉役の三浦春馬、篠原涼子演じる奈美の依頼でサニーのメンバーを探す探偵・中川役のリリー・フランキー、渡辺直美演じる梅が勤める不動産の陰険な上司・新井役の新井浩文、富田望生演じる高校時代の梅の兄役の矢本悠馬。

三浦春馬は「当時の流行りであった【ロン毛】を何度もかき上げ(笑)、嫌味がない感じをどこまで自然に出せるかが難しいところでありました(笑)」、リリー・フランキーは「90年代も現代も、それぞれきちんと個性豊かに描かれているので、どの年代、どの地域の人でも、きっと共感できる部分があって、自分たちが生きてきた時代の文化や音楽を愛おしく思えるような映画になっていると思います」とそれぞれコメント。

また新井浩文は「監督、1シーンしか出てないんだから、カットしないでくださいね(笑)」、矢本悠馬は「撮影中には意地悪なプレッシャーをかけられました(笑)。期待に応えられなかった気がするので、また呼んで下さい!」、大根仁監督は「春馬君とは初めての仕事だったのですが、90年代を象徴するイケメンという微妙な役を完璧に演じてくれました。脚本に書かれている『カッコ良く登場』とか『とにかくカッコ良い』とか『さりげないがカッコ良い』という無茶な要求に見事に応えてくれて、むしろ私が恋心を抱きました」と述べている。

■三浦春馬のコメント
素晴らしいキャストの皆さんと共に、90年代を振り返るような作品に携われてとても嬉しかったです!
僕は主人公の青春時代の憧れだった男を演じさせて頂きました。当時の流行りであった【ロン毛】を何度もかき上げ(笑)、嫌味がない感じをどこまで自然に出せるかが難しいところでありました(笑)。監督の演出は細やかで、特に女子高生時代を演じていた女優陣とは何度もリハーサルを重ねてはアイデアを出していた印象があり、とても愛情を感じました。それが現代を生きる主人公を支える色濃い記憶になり、同じ時系列では無いからこそ、現代パートを演じる力を持った諸先輩方とのコラボレーションと化学反応が一番の楽しみなところです!

■リリー・フランキーのコメント
大根監督の映画は最初から出させていただいてますけど、今までと雰囲気が違って新鮮でした。監督から5年以上前にやりたいと聞いていた『SUNNY』がついに現実になったんだなと思うと感慨深いです。監督っぽい切り口でコギャル文化や90年代の音楽がふんだんに入っているのも楽しい。90年代も現代も、それぞれきちんと個性豊かに描かれているので、どの年代、どの地域の人でも、きっと共感できる部分があって、自分たちが生きてきた時代の文化や音楽を愛おしく思えるような映画になっていると思います。あと、描かれている女性の友情がリアルで気持ち良いですね。映画の最後、特に40代の女性は大号泣なんじゃないでしょうか。

■新井浩文のコメント
大根監督には「今回は役がないよ」と言われていたので、オファーが来た時は驚きました。脚本を読み、女優さん達がいっぱい出ている内容だったので、大根監督のにやにやしている顔が目に浮かびました。監督、1シーンしか出てないんだから、カットしないでくださいね(笑)。

■矢本悠馬のコメント
大根監督とは初めましてでしたが、監督の作品はノリが好きでよく観ています。役者をやらせていただいているからには一度はお仕事をしたいと思っていたので正直嬉しかったです。撮影中には意地悪なプレッシャーをかけられました(笑)。期待に応えられなかった気がするので、また呼んで下さい!90年代のカルチャーは大好きで、ファッションや音楽はそこを中心としたライフスタイルです。自分はワンシーンだったのでアッというまに終わっちゃって、もっと出たかったです(笑)。個人的に広瀬すずは友達で大好きな女優なので出来上がりが楽しみで仕方ありません。

■大根仁監督のコメント
リリーさんと新井君は、何故だか私の映画には必ず出演するという身に覚えの無い契約を結んでいるので、今回も出演してもらいました(笑)。基本的に女性しか出てこない作品なので、スパイス?付け合わせのお新香?薬味?的な存在感で、映画の隠し味になっていると思います。春馬君とは初めての仕事だったのですが、90年代を象徴するイケメンという微妙な役を完璧に演じてくれました。脚本に書かれている「カッコ良く登場」とか「とにかくカッコ良い」とか「さりげないがカッコ良い」という無茶な要求に見事に応えてくれて、むしろ私が恋心を抱きました。