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『SATC』シンシア・ニクソンのNY州知事選出馬に、共演女優がエール<動画あり>

2018年03月21日 14:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

地下鉄に乗り込むシンシアの姿は、“ミランダ”さながら…(画像は『Cynthia Nixon 2018年3月19日付Twitter「I love New York, and today I’m announcing my candidacy for governor.」』のスクリーンショット)
米時間19日、今年11月のニューヨーク州知事選に出馬することを正式に発表したシンシア・ニクソン(51)。そんな彼女にドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でシャーロットを演じたクリスティン・デイヴィス(53)がエールを送っている。

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『セックス・アンド・ザ・シティ』で頭脳明晰な弁護士・ミランダ役を熱演したシンシア・ニクソンが今年11月のニューヨーク州知事選への出馬を表明したことを受け、同ドラマで共演したクリスティン・デイヴィスが声援を送った。シンシアがツイッターにキャンペーン動画を公開したそのわずか30分後、クリスティンはこのようにツイートしている。

「私はシンシア・ニクソンを誇りに思います。公正な変革と良質な教育―ニューヨークの全市民がこの2つを手に入れることを、シンシアほど切望している人物はいません。彼女なら、素晴らしい知事になれることを私は確信しています!」

シンシアは、15年間連れ添ったパートナーで写真家のダニー・モーゼス氏との間に2児をもうけるも、2003年に破局。その後、同性のクリスティーンさんと出会い恋愛関係に。交際を重ね愛を育んでいった2人が婚約発表の場に選んだのは、同性婚をサポートするニューヨークの集会場であった。クリスティンは今からおよそ9年前のこの集会にも参加し、共演したシンシアの新たな門出を温かくサポートしたのであった。

ちなみに2009年春の婚約から2年後、2011年6月にニューヨーク州で同性婚が合法化されたことを受け、シンシアはこのパートナーと2012年5月に正式に結婚、のちに1児をもうけている。

シンシアのキャンペーン動画は「I love New York.」と故郷ニューヨークへの愛を前面に打ち出した内容になっている。全米一と言われる住民の格差、ヘルスケア、上昇をたどる一方の犯罪率、壊れたままの地下鉄…問題が山積みのニューヨークに、今こそ“変化”をもたらす時―そんなシンシアの強い意気込みが感じられる。

街を闊歩するシーンや地下鉄を待つシンシアの姿には、どうしても『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダを重ねてしまうが、最近は共演者同士の不仲ばかりが大々的に伝えられていただけに、ミランダとシャーロットの長きにわたる友情が本物だったことはファンにとって喜ばしいことではないだろうか。

LGBTIコミュニティと同番組ファンを味方につけたシンシアには、11月までの激しい知事選をぜひ戦い抜いていってほしい。「弁護士ミランダ」改め「政治家シンシア」の険しい道のりは、まだ始まったばかりだ。




画像は『Cynthia Nixon 2018年3月19日付Twitter「I love New York, and today I’m announcing my candidacy for governor.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)