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バーブラ・ストライサンド、セクハラ撲滅運動に言及「私に被害経験はない」

2018年03月21日 13:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

バーブラ「性的被害? まるでなかった」(画像は『Barbra Streisand 2018年1月19日付Instagram「A screen test for Funny Girl. #tbt」』のスクリーンショット)
多くの映画賞を受賞したほか、歌手としても知られているバーブラ・ストライサンド(75)。彼女が昨年から世界を騒然とさせている「ハリウッド“セクハラスキャンダル”」に言及し、長い芸歴を誇りながらも「性的な被害はまったく受けることなくここまできた」と語った。

バーブラ・ストライサンドの何十年にもわたる業界での活躍に焦点をあてるべく、映画・テレビ番組のディレクターなどとして活躍しているライアン・マーフィーが彼女へのインタビューを敢行。そこで昨年から問題視されているエンタメ業界のセクハラ騒動に話が及ぶなり、バーブラはこのようにコメントした。

「(性的に不適切な行為を受けたことは)一度たりともないわね。」
「だって、私は小さい鼻をしたベッピンじゃないもの。だから、そういうセクハラ被害を免れたのかもね。」

それでも決して良いことばかりだったわけではなかったもよう。「大女優」と呼ばれるには若すぎる頃に、インタビュー番組で気分を害するような発言を連発された経験があるという。そこで気が強いバーブラは収録後にインタビュアーに連絡を入れ「不満をぶちまけた」というのだが、気持ちを落ち着かせることは困難だったそうだ。

「こう思ったものよ。『私には“デートレイプ”ってものの意味が分からない。でもこれって最悪。(不愉快なことを言われるなんて)酷い侵害行為だわ』ってね。」

その後、苦情を受けたインタビュアーは「バーブラもインタビューを喜んでくれた」などと、その次のショーでぬけぬけと嘘をついたとのこと。バーブラはこれに甚だしく憤慨したというが、途中で投げ出さず苦労を重ね、実力のみに頼りトップスターの座についたのだ。

そんなバーブラは、これまでアカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞、トニー賞など多くの栄えある賞を獲得。実力社会で生き抜いてきたバーブラを、業界の大物達や政治活動家なども「実に素晴らしい芸術家である」と高く評価している。

画像は『Barbra Streisand 2018年1月19日付Instagram「A screen test for Funny Girl. #tbt」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)