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柄本佑の「ニューイヤー!!」に冨永昌敬爆笑 『素敵なダイナマイトスキャンダル』メイキング映像

2018年03月21日 13:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 現在公開中の『素敵なダイナマイトスキャンダル』より、主演・柄本佑が初の振袖女装姿で“大和撫子”に扮するメイキング映像が公開された。


参考:『素敵なダイナマイトスキャンダル』メイキング映像


 本作は、『写真時代』や『ニューセルフ』など伝説的なカルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭の自伝的エッセイを、柄本佑を主演に迎え、『南瓜とマヨネーズ』の冨永昌敬監督が映画化した作品。7歳の時に母親が隣家の若い息子とダイナマイト心中するという壮絶な体験をした末井青年が、工員やキャバレーの看板描きと職を転々としながら、70~80年代のサブカルチャーを牽引する雑誌編集長となっていく様子を描く。


 主人公の末井は、『写真時代』の発禁後、パチスロ雑誌の編集へ方向転換。このたび公開されたメイキング映像では、柄本がパチンコジャーナリスト・ゴンゾーロ末井として、様々な女装姿でテレビCMに出演していた様子の撮影シーンの裏側が収められている。


 末井本人から「女装の心得として、女性用のパンティーをはき、ブラジャーつけるとスイッチ入るよ」というアドバイスを受け、見えないところからの役作りに臨んだ柄本。振袖の意外な重さに驚きつつ、スタッフからの助言に従い“内股”で現場に入ると、縁側を上がる際にはおしとやかに「ちょっと待ってね」と、見た目だけではなく言葉遣いも“大和撫子”に。


 シンプルながらメリハリのある決めポーズにゴンゾーロ末井が苦戦する様子に、見本を示そうとした末井本人も「玉きゅん…あれ、わかんなくなってきちゃった(笑)」と照れ笑い。本番ではテンション高く「ニューイヤー!!」とあいさつするも、監督が一番に吹き出してしまい、つられた柄本とスタッフが大爆笑。笑いと狂乱の青春グラフィティを象徴するメイキング映像となっている。


(リアルサウンド編集部)