スティーヴン・セガールに「性的暴行を受けた」被害女性2名が生々しい証言

格闘技に長け、長年ハリウッドのアクションスターとして活躍し続けてきたスティーヴン・セガール（65）。正義感が強いというイメージも強かった彼だが、彼の裏の顔について徐々に明らかになってきている。このほど2名の女性が弁護士を同伴し会見を開き、そのあまりにも汚らわしい行為を暴露した。

俳優スティーヴン・セガールの映画にエキストラとして出演経験があるという女性、レジーナさん（Regina Simons）は少し前に「セガールによるセクシャルハラスメント行為を受けた」と語っていたが、このほど10代のある日に起きた悲惨な出来事をこのように明かした。

「（パーティに呼ばれて行くと）寝室のような部屋に手を引かれて行きました。」
「セガールはドアを閉めると背後から忍び寄り、私の首にキスし始めました。そして私の服を脱がせたのです。私はショック状態でした。」
「セガールは私の倍の大きさで、年齢も倍のような男性なのですから。当時の私には性的な経験がなく、男性の前で裸になったことすらなかったのです。だから動けなくなってしまいました。」

また2人の間には“同意”などまるでなかったと証言した。

「そう、まるでね。」

行為が終わるまで、部屋に飾ってあった額入り写真をジッと見て耐えるしかなかったというレジーナさん。そんな彼女にセガールは傲慢にも「金は要るか」と聞いたというが、レジーナさんは「No」と答えるなりその場を去ったそうだ。その後、セガールは何度もレジーナさんに電話で連絡を試みたが、レジーナさんは一切応じなかったという。なお今回、過去の被害を告白したのは金銭目的ではなく、これまでにも金銭を得た事実はないとのことだ。

そしてもうひとりの女性で元モデルのファヴィオラさん（Faviola Dadis）は、自身の受けた被害をこう明かしている。

「2002年のことです。当時の私は17歳でした。ですが彼に性的暴行を受けたのです。」

ファヴィオラさんは音楽プロデューサーを通しセガールと対面。その後メールや電話で親しくなったが、セガールと会う際には必ずアシスタントなどが同伴しており安全だったという。しかしある晩、セガールは彼女を「個人的にオーディションを受けてみないか」とホテルの部屋に誘い、そこで「ラブシーンの練習がしたいから」とビキニ姿になるようリクエスト。その後はバストトップをつねる、女性器周辺をまさぐるなどしたといい、ファヴィオラさんはセガールに「オーディションは終わりよ」と伝えるしかなかったという。そんな彼女は「自分にも非があったのでは？」と思い込み1か月以上も黙っていたそうだが、周囲の人々に異変を気づかれてその経緯を話したという。

この女性2名はその後、セガールの蛮行を警察に報告、セガールのアシスタントによる「彼の言葉にはゴールドほどの価値がある（＝彼の言うとおりにすれば役をもらえる）」という言葉を何度も聞いた件も暴露しており、今後は警察がどのように動くのか、セガールに法的な制裁が下されるのかなどに注目が集まっている。

画像は『Steven Seagal Official　2018年2月28日付Instagram「Friends, I’m proud to share the Official Trailer for my upcoming film ＃Attrition.』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）