ヴァージル・アブローの個展『“PAY PER VIEW”』が、4月1日まで東京・元麻布のKaikai Kiki Galleryで開催されている。
自身のブランド「OFF-WHITE」を手掛けるほか、アーティスト、ファッションデザイナー、技師、クリエイティブプロデューサーなど様々な肩書きを持つヴァージル・アブロー。昨年にはナイキとコラボレーションによるスニーカーのライン「The Ten」を発表したほか、今年2月にオープンしたイギリスのガゴシアン・ギャラリー・ロンドンでは村上隆とのコラボレーション展を開催した。また春から夏にかけて、ハンス・ウルリッヒ・オブリストとタッグを組み、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーでプレゼンテーションを行なう予定だ。
『“PAY PER VIEW”』展では、消費社会や広告、メディアがどのように人々の世界の捉え方に影響を与えるのか、という疑問を中心に構成。Kaikai Kiki Galleryのオフィシャルにはヴァージル・アブローが同展に寄せたステートメントと、村上隆からのメッセージが掲載されている。村上はアブローを「ゲームチェンジャー!ヴァージルアブロー」と評している。