トップへ

インドの綿布「カディ」にまつわる展覧会が21_21 DESIGN SIGHTで開催

2018年03月20日 18:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

マルタン・シン(Photo: Pran Udiyana)
「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展が、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催される。会期は4月18日から5月13日まで。入館料は無料。

 インドでは手仕事による技法や歴史、文化が色濃く継承されており、中でも「カディ(Khadi)」と呼ばれる綿布は、物作りのオートメーション化が著しい近年も手紡ぎや手織りによってインド各地で作られている。同展では、作り手そのままの表情をみせるカディとその思想を、インド・テキスタイルなどの幅広い文化復興活動で知られるマルタン・シン(Martand Singh)の活動の根幹を担ってきた人々を現地で取材した映像とともに紹介する。
 マルタン・シンは、カディを「自由の布」と呼び、カディで仕立てられる衣服 カディ・クルタを日常着として纏っていた。また、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)では1980年代からマルタン・シンとのコラボレーションを通じてインド文化を取り入れた服作りを行なっている。
■「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展会期:2018年4月18日~5月13日休館日:火曜日(5月1日は開館)開館時間:10:00~19:00入館料:無料会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6