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全日空向けエアバスA380初号機・最終組み立て工場に主要部品到着

2018年03月20日 15:22  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

全日空向けエアバスA380初号機・最終組み立て工場に主要部品到着

 2018年3月19日(フランス時間)、エアバスは全日空(ANA)向けA380初号機の主要部品がフランス、トゥールーズにあるエアバスの最終組み立て工場に到着したと発表しました。


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 全日空は2016年にA380を3機発注していました。ヨーロッパ各地での工場で機体製造が始まり、こうして初号機の主要部品がいよいよトゥールーズの最終組み立て工場に到着したというわけです。


 巨大なトレーラーに載せられて到着した主要部品は、A380の機体を構成する前部胴体、中央胴体、後部胴体に尾翼部分、そして左右主翼の6パーツ。これらが最終組み立てラインで順次結合され、他の部品や配線、内装工事などを行います。


 全日空向けのA380初号機がラインオフし、引き渡しが行われるのは2019年初めの予定。この初号機には、一般公募で採用された増岡千啓(ますおか・ちひろ)さんのデザインによる「FLYING HONU」と題された、ウミガメ(Honu)の家族をフィーチャーした特別塗装が施され、2019年の春から東京~ホノルル線へ投入される予定です。


Image:Airbus


(咲村珠樹)