1950年に生まれた写真家のハービー・山口。大学卒業後に渡英してロンドンでデビュー前のボーイ・ジョージと共同生活するなどミュージシャンと交流し、帰国後は桑田佳祐、福山雅治らのCDジャケット撮影や、エッセイの執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティーなど多岐にわたる活動をしている。
同展では、教会の尖塔、カフェに集う人々といったルクセンブルクの風景を撮影し、1999年に刊行されたモノクロ写真集『TIMELESS IN LUXEMBOURG 1999』を特集。同作からゼラチンシルバープリント約20点を展示販売するほか、山口の手焼きによるゼラチンシルバープリントが付属する新作写真集『TIMELESS IN LUXEMBOURG 1999-2017』が60冊限定で販売される。
また同日3月21日から東京・ライカ大丸東京店では新作展『TIMELESS IN LUXEMBOURG 1999-2017』を開催。日本との国交90周年を迎えた昨年にルクセンブルクを再訪して撮影したカラー作品などを紹介する。
