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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第1戦カタールGP 予選レポート

2018年03月18日 20:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
鳥羽海渡が予選で5番グリッド獲得
アティラプワパは9列目から決勝へ

2018年3月17日(土)
Rd.01 カタールGP
ロサイル・インターナショナル・サーキット
コンディション: ドライ
気温: 28℃ 路面: 30℃

 土曜日の午後4時45分(日本時間午後10時45分)から40分間で行われた2018年開幕戦のMoto3クラス予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は5番手タイムを記録。明日の決勝レースは、2列目からスタートします。

 午後のFP3で11番手タイムと好調さを発揮した鳥羽は、士気高く夕方に行われた予選に臨み、40分間のセッションでウィーク中の自己ベストラップタイムを記録しました。チームメイトのナカリン・アティラプワパは9列目27番グリッドから決勝レースを迎えることになりましたが、レースペースでは安定感の高いタイムを刻んでいます。

 明日の日曜日は午後1時40分(日本時間午後7時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。決勝レースは午後4時00分(日本時間午後10時)にスタートし、全18周で争われます。

鳥羽海渡 (5番手 / 2'07.048 / +0.684)
「今日の予選では、タイムアタックで思いきり攻めることができました。また、青山さんに昨日受けたアドバイスをしっかり念頭に置いてライディングも工夫しました。ゴールラインを通過してモニターを見たときには4番手だったのですが、ピットボックスへ戻ってきたら5番手で、誰が自分を抜いたのかと思って確認したら歩夢でした。それが少し悔しいです! 明日はもちろん、優勝争いをするつもりですが、歩夢と一緒にバトルができれば最高ですね」

ナカリン・アティラプワパ (27番手 / 2'08.936 / +2.572)
「予選の最後に集団から離れてしまい、単独で走ることになったために思いどおりのタイムアップを果たせませんでした。ついて行くことができればラップタイムを更新する自信があったので、それが残念です。明日は最後尾からのスタートですが、去年のレースでも何度か似たような経験をしていて、順位を上げることができていたので、自分を信じて全力で追い上げを狙います」

青山博一 チーム監督
「海渡は、ようやく彼が本来いるべきグリッドポジションを獲得してくれました。ライディングも、変えようと努力していることがデータにも表れているので、この姿勢を今後も維持してほしいです。明日は、最初から最後まで全力を出し切れば、きっといい結果を獲得できるでしょう。ナカリンは、集団に離されてしまったために、単独走行になってしまったのが残念です。今回の失敗は経験として次回以降に活かしてほしいです。レースペースはいいと思うので、明日は追い上げのレースを期待しています」