スーパーGT岡山公式テストの2日目午前トップタイムをマークしたKEIHIN NSX-GT スーパーGTの公式テストは3月18日、2日目午前のセッション3が行われ、1日目午前もトップタイムをマークしていたKEIHIN NSX-GTが1分18秒177で最速に。2番手にはRAYBRIG NSX-GTが続き、ホンダNSX-GT勢がワン・ツーを占めた。GT300クラスはシンティアム・アップル・ロータスがトップタイムとなり、Hoppy 86 MCが続いている。
前日に続き、岡山国際サーキットのファン感謝デーとして開催されているスーパーGTの公式テスト。1日目にクラッシュを喫したDIJON Racingの48号車ニッサンGT-RニスモGT3は、残念ながらこの日は走れず、GT500/GT300あわせて43台のマシンが2日目の走行を開始した。
やや雲が多くなったものの、初日同様晴天に恵まれた岡山。9時から走行が開始されたが、セッションはじめは毎年恒例となっているセーフティカー訓練が行われ、その後SC解除とともにセッション3がスタートしていった。
途中、走行は国本雄資がドライブしていたWedsSport ADVAN LC500が最終コーナーでストップし、液体が漏れていることが確認されたため、この処理のため一度赤旗提示。その他は大きなアクシデントなくセッションは進んでいった。
終盤はアタックも行われることなく、そのまま11時10分のチェッカーを迎えたが、1分18秒177というトップタイムをマークしたのは、初日午前もトップタイムだったKEIHIN NSX-GT。2番手には、コースインから山本尚貴がステアリングを握り、途中でジェンソン・バトンに交代したRAYBRIG NSX-GTが1分18秒256で続いた。
3番手にはKeePer TOM'S LC500が1分18秒770で続き4番手にはカルソニックIMPUL GT-Rが1分18秒800、5番手にはEpson Modulo NSX-GTと、このセッションでも上位11台が1秒差以内と、僅差のタイム差となった。
GT300クラスは終盤まで初日午後の首位だったHoppy 86 MCがつけていたものの、走行最終周に加藤寛規のシンティアム・アップル・ロータスが1分25秒584をマークし、セッション3のトップタイムに。Hoppy 86 MCが1分25秒592で続いた。
3番手にはHitotsuyama Audi R8 LMS、4番手にはGD TAISAN Audi R8と、アウディR8 LMS勢が続き、5番手にはマネパ ランボルギーニ GT3となった。アウディはこのコースを得意としており、Hitotsuyama Audi R8 LMSはタイヤもフィットしたものが見つかっているようだ。
スーパーGT岡山公式テストはこの後13時30分から午後のセッション4が行われる。