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オートクチュールのドレスが導く禁断の愛の扉 『ファントム・スレッド』予告編

2018年03月17日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『インヒアレント・ヴァイス』のポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ファントム・スレッド』の予告編が公開された。


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 本作は、アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来2度目のタッグを組んだラブストーリー。1950年代のロンドンを舞台に、天才的なオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックが、若きウェイトレスのアルマと出会ったことにより、完璧で規律的だったレイノルズの日常が次第に狂い始めていく模様を描く。第90回アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞した。


 公開された予告編では、豪華絢爛な1950年代ロンドンのファッション業界が映し出され、衣装デザイナーのマーク・ブリッジスが手がけたドレスの数々も登場。前半は、天才的な仕立て屋が若きウェイトレスをミューズとして迎えるシンデレラストーリーと思わせながら、「男は女の完璧な身体を愛した」という意味深な言葉が続き、緊迫感溢れる愛の駆け引きが始まり出す。 さらに、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる音楽も聞くことができるほか、最後は息を呑むドレスを着たアルマと「禁断の愛の扉が開かれる」という言葉で締めくくられる。(リアルサウンド編集部)