1948年に創刊され、今年で70周年を迎えた『美術手帖』。美術出版社が発行している。隔月化は5月7日発売の『美術手帖』2018年6月号から実施され、誌面のリニューアルも行なう。ボリュームと内容を強化し、より専門性の高いコンテンツを提供するという。価格は据え置きとなり、奇数月の7日に刊行される。
10月オープン予定のECサイト「OIL」では、アート作品やアート関連商品を販売。日本のアートマーケットに新たな選択肢を提供するという。さらにウェブ版の『美術手帖』を7月にリニューアルし、インタビューやレビューなどのコンテンツを充実させる。
なお同誌の70周年を記念した企画として、評論を公募する『70周年記念 第16回芸術評論募集』を実施。審査員は椹木野衣、清水穣、星野太が務める。募集は5月7日から2019年1月17日まで。
さらに『美術手帖』の歴史を振り返る連続トークイベントが、5月から東京・銀座蔦屋書店で開催。アート関係者をゲストに招き、毎月1回程度実施する。
