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アメリカンモータースポーツのレジェンド、AJ.フォイトが殺人ミツバチに遭遇し入院

2018年03月16日 20:01  AUTOSPORT web

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インディ500を4度制覇し、佐藤琢磨も所属したAJフォイト・レーシングのオーナー、AJ.フォイト
15日、4度のインディ500王者であるアメリカンモータースポーツのレジェンド、AJ.フォイトが“キラービー”の異名を持つアフリカナイズドミツバチに刺され入院したことが報道された。フォイトが蜂に刺され入院したのは2005年以来2回目だ。

 インディカーに参戦するAJフォイト・エンタープライゼスのオーナーを務める83才のAJ.フォイト。14日にテキサスの牧場でブルドーザーに乗って仕事をしている際、アフリカナイズドミツバチに刺され病院へと搬送された。

 2005年にもミツバチに頭を200カ所以上刺されたことがあり、身体が蜂の毒に過敏に反応するアナフィラキシーショックの可能性もあるため深刻な状況ではあったが地元の病院で治療し、今は症状も安定しているようだ。

 アフリカナイズドミツバチは防衛本能が強く、敵を集団で攻撃し“キラービー(殺人ミツバチ)”とも言われている。

 フォイトは今週末のIMSAセブリング12時間レースを訪れ、グランドマーシャルを務める予定だったが、今回の入院で欠場せざるを得なくなった。

「まるでマイク・タイソンと戦い、敗れたようになってしまった。今はたくさんの薬を飲んでいて、気分はよくないね。医者のアドバイスどおりに2、3日は休養することになるだろう」とフォイトは語っている。