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松田龍平×野田洋次郎『しょったん』に妻夫木聡、松たか子ら12人&特報

2018年03月16日 17:51  CINRA.NET

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『泣き虫しょったんの奇跡』キャスト
映画『泣き虫しょったんの奇跡』の追加キャストが発表。あわせて特報が公開された。

棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を原作にした同作は、26歳で将棋の道を絶たれてサラリーマンとなった「しょったん」こと瀬川晶司が35歳で再びプロ棋士を目指す姿を描いた作品。しょったん役を松田龍平、しょったんを陰ながら支える親友でライバルの悠野役を野田洋次郎(RADWIMPS)が演じる。監督は『青い春』などの豊田利晃。

今回出演が発表された追加キャストは、永山絢斗、染谷将太、渋川清彦、駒木根隆介、新井浩文、早乙女太一、妻夫木聡、松たか子、イッセー尾形、小林薫、美保純、國村隼の12人。

しょったんと苦楽を共にする奨励会員役として、永山絢斗が新藤和正役、染谷将太は新藤らとぶつかることもある村田康平役、渋川清彦が山川孝役、駒木根隆介が畑中良一役、新井浩文が清又役、早乙女太一が加東大介役、妻夫木聡が冬野渡役を演じる。また、松たか子はしょったんの小学生時代に多大な影響を与えた担任教師・鹿島澤佳子役、イッセー尾形は中学生時代のしょったんに将棋を教える将棋クラブの席主・工藤一男役、小林薫は再びプロを目指すしょったんを支える藤田守役、美保純がしょったんの母・千香子役、國村隼が父・敏雄役にキャスティングされている。

音楽を担当する照井利幸の楽曲を使用した特報では、しょったんがサラリーマンとして勤務する様子やマスコミ陣を背に対局を行なう場面、将棋に熱中するしょったんに鹿島澤が微笑むシーンに加えて、悠野、新藤、村田、冬野、藤田、敏雄、藤田の姿などが確認できる。

妻夫木聡は撮影中印象に残ったことについて「次第に精神が病んでいく役柄だったのですが、豊田監督の繊細な演出が印象的でした。人物の心理や情景をとても細かくみてらっしゃるんだなぁと実感しました。あと、僕は出演者の中でたぶん一番将棋が下手でした」とコメント。

永山絢斗はオファーを受けた時の感想について「豊田監督が『将棋』の映画を撮ると聞いてこの上なく高揚したのを覚えています」、染谷将太は「中学の時から憧れていた豊田さんの世界。そこに招き入れて下さったことに感謝しています」とそれぞれコメント。

また松たか子は「現場では、瀬川さんもいらっしゃったので、ご本人の前で、影響を与えた先生でいるのは、とても緊張しましたが、しょったんはもちろん、生徒のみんなと目線をあわせてあげられたら、と思っていました」と語っている。

■妻夫木聡のコメント
・オファーを受けた時の感想
豊田監督にオファーを頂けたことが何より嬉しかったです。
また、原作の瀬川さんと同じ高校ということも、勝手ながら運命的なものを感じていました。

・撮影中印象に残ったこと
次第に精神が病んでいく役柄だったのですが、豊田監督の繊細な演出が印象的でした。
人物の心理や情景をとても細かくみてらっしゃるんだなぁと実感しました。
あと、僕は出演者の中でたぶん一番将棋が下手でした。
染谷くんと将棋最弱王決定戦なるものをやったのですが決着がつかなかったので今度じゃんけんしておきます。

■永山絢斗のコメント
オファーを受けた時の感想
豊田監督が「将棋」の映画を撮ると聞いてこの上なく高揚したのを覚えています。自分は幸福者だなぁと思えた日々でしたし、大好きな作品になりました。

■染谷将太のコメント
・オファーを受けた時の感想
中学の時から憧れていた豊田さんの世界。そこに招き入れて下さったことに感謝しています。そして、こんなに将棋映画に関われることに驚きです。

・撮影中印象に残ったこと
黙々と撮影を進めると同時に、皆さん黙々と将棋を指し続けていました。自分はいっこうに強くなれませんでした。

■松たか子のコメント
「ナイン・ソウルズ」に1シーンだけ出演して以来、豊田監督の新作に再び声をかけていただき、断る理由は何もなく、出演される「おとな」の皆さんとは全く出会わない役柄でしたが、でも出会えていることを信じて演じたつもりです。
現場では、瀬川さんもいらっしゃったので、ご本人の前で、影響を与えた先生でいるのは、とても緊張しましたが、しょったんはもちろん、生徒のみんなと目線をあわせてあげられたら、と思っていました。
かかわった全ての人が熱い想いで作ったこの映画の成功を、心から祈っています。