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MotoGP:最高峰クラス3連覇に挑むマルケス。ライバルとの差は「現時点ではそれほどない」

2018年03月16日 17:01  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム
3月16日から2018年シーズンのMotoGPがカタール・ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。カタールGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(2017年MotoGPクラスチャンピオン)
 ディフェンディングチャンピオンのマルケスはバレンシアで総合トップ、セパンで総合8番手、ブリーラムで総合3番手、ロサイルで総合7番手だったが、4回のテストで最多走行距離となるトータル3807.9kmを走り、充実したテストを行なった。

 カタールGPでは2014年に優勝、2013年と2016年に3位表彰台を獲得。昨年は4位に終わったが、MotoGPクラスの5年間でコンスタントに上位につけている。

「ついに開幕戦を迎える。エキサイティングだ」とマルケス。

「カタールでの最初のレースからとても競争の激しいシーズンになるだろう。先日のカタールテストでは何人かのライダーがとても速かった」

「レースはエキサイティングで日曜日に何が起こっても不思議じゃない。ウインターテストはうまくいった。シーズンの始まりが楽しみだ」

「カタールはナイトレースの変則スケジュールだし、僕たちにとって簡単なものではないことは分かっている。テストではユーズドタイヤを履いて、ライバルのペースに近づくことに集中したが、現時点ではそれほど差はない」

「シーズンは長い、マシンのセットアップに取り組み、レースで起こるあらゆる状況にベストでトライしたい」

■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(2017年MotoGPクラスランキング4位)
 MotoGPクラスで13年目のシーズンとなるペドロサ。125cc、250ccとチャンピオンを獲得してきたペドロサだが、まだMotoGPクラスではタイトルを獲得できていない。

 シーズンオフのテストでは、バレンシアで総合4番手、セパンで総合2番手、ブリーラムで総合トップと順調だったが、最後のロサイルは初日の転倒で左手を痛めたこともあり、総合12番手に止まった。

 ロサイルでは2012年に2位、2014年に3位表彰台を獲得し、2016年、2017年には2年連続で5位入賞と、コンスタントに上位でフィニッシュしている。今レースでペドロサは史上5人目となる最高峰クラス通算200戦目を迎える。

「多くの仕事に取り組んだプレシーズンの後、カタールで開幕を迎える」とペドロサ。

「今年は表彰台に立つ候補者も多く、接戦のシーズンになりそうだ。ライダーもメーカーもとてもコンペティティブだ」

「僕もチームも今シーズンに向けてチャレンジする準備はできている。金曜日にバイクに乗るのがとても楽しみだ」