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住友ゴム、2018年モータースポーツ活動発表。スーパーGTを中心に国内外のカテゴリーにタイヤ供給

2018年03月16日 16:41  AUTOSPORT web

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2017スーパーGT第6戦鈴鹿を制したEpson Modulo NSX-GT
ダンロップとファルケンの2ブランドを展開する住友ゴム工業は3月16日、2018年のモータースポーツ活動計画を発表し、今季もスーパーGTやFIA-F4選手権などの国内カテゴリーから、ニュルブルクリンク24時間、Moto2/Moto3といった海外シリーズまで、二輪四輪を問わず幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行なうとした。

 2017年シーズン、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmにおいてEpson Nakajima RacingとともにGT500クラス優勝を飾ったダンロップは、今シーズンも同チームをはじめ、GT300クラスに参戦するGAINER、R&D SPORT、Audi Team Hitotsuyamaの3チームを含めた合計4チーム、4台をサポートする。

 また国内では、スーパーGTのサポートレースとして行われているFIA-F4のワンメイクタイヤサプライヤーを務めるほか、JRC、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権、全日本カート選手権といった全日本格式のシリーズ、さらに入門カテゴリーのTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジなどへのタイヤ供給を引き続き行っていく。

 このほか、FIA-F4では若手ドライバー育成プログラムの一環として、OTG Motor SPORTSの環優光をサポートすることもアナウンスされた。

 ファルケンブランドのネームバリュー向上を目指し、ファルケン・モータースポーツとして長年参戦しているニュルブルクリンク24時間では、総合優勝を争うSP9 GT3クラスにポルシェ911 GT3 Rと昨シーズン導入し総合8位完走を果たしたBMW M6 GT3を今シーズンも投入。2台体制で世界一過酷とも言われる24時間耐久レースの制覇を目指す。

 またファルケンは、同レースの2リッター以下のターボエンジン搭載車によって争われるSP3Tクラスに参戦するスバルテクニカインターナショナルへのタイヤ供給も担当する。

 二輪カテゴリーでは、ダンロップとしてMotoGP直下のMoto2、Moto3にワンメイクタイヤを供給。このほか4年連続でシリーズチャンピオンを獲得しているFIM世界耐久選手権、9年連続全階級制覇を達成しているアメリカのモトクロスレース、AMAスーパークロスでのサポートを継続しながら、モトクロスの世界選手権、MXGPでのチャンピオン獲得を目指す。

 また、国内二輪カテゴリーでは全日本モトクロス選手権、全日本トライアル選手権、全日本エンデューロ選手権、FIM世界耐久選手権最終戦として行われる鈴鹿8時間耐久ロードレースの有力参戦チームおよびライダーをサポートする。

 ダンロップ/ファルケンがタイヤ供給、サポートを行なう各カテゴリーの体制等の詳細情報は住友ゴム公式サイト(http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2018/sri/2018_027.html)まで。