トップへ

豊かな暮らし、ポイントは“緑”と“食”! プロが提案「イエナカ」の楽しみ方

2018年03月16日 16:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

3月11日に開催された「RELIFE STUDIO FUTAKO」トークショーイベント
働き方改革などにより、自宅で過ごす時間が増えている。そんな中、注目される「イエナカ」ライフ、あなたは満足しているだろうか。このたび、パナソニックが「自宅での楽しみ方」をテーマにしたトークイベントを開催。そこで暮らしのプロが提案した、豊かな暮らしを送るポイントをご紹介したい。

【この記事の動画を見る】

3月10日、パナソニック株式会社エコソリューションズ社は「住まいと暮らし」を彩るライフスタイルコミュニティスタジオ『RELIFE STUDIO FUTAKO』(http://panasonic.co.jp/center/futako/)を二子玉川 蔦屋家電内にオープン。これを記念し、3月11日にはifs未来研究所所長の川島蓉子氏と、世界25か国で展開するインテリアとデザインの雑誌『ELL DECOR』のブランドディレクターを務める木田隆子氏によるトークショーが開催された。


最初のトピックは、「家での暮らし」に関するトレンドの変化について。ライフスタイルやインテリアのトレンドをいち早く知る立場にある木田氏は、豊かな暮らしには「グリーン」が重要だと指摘する。「外に出ていても中にいるような楽しさ、あるいは部屋の中で外にいるようなレイアウトが効果的」とアドバイスし、「インテリアとしてもグリーンは注目されている」と言及した。このように“外と内を融合する暮らし”がトレンドであることを踏まえて、エコソリューションズ社で商品企画を担当する渡辺雅純氏は、「季節や時間帯の日差しを気持ちよく感じる暮らしが大事」と自然光の大切さを強調した。

また近年はインスタグラムの影響もあり、食のシーンもインテリアの一部と捉える傾向があるため木田氏は「自分の家に友達を呼び、かっこいい写真が撮れる食のシーンを演出したいと考える人が増えた」と語る。つまり、豊かな暮らしを実現するためには「緑」と「食」がキーポイントになるようだ。


続いて「イエナカ」でのコミュニケーション・だんらんとリラックスについてのディスカッションでは、海外のライフスタイルが例に挙げられた。大きなポイントは2つ。

1つ目が、キッチンである。家に人を招くとなると日本人はどうしても「おもてなし」を考え、身構えてしまう。しかし欧米では「自分ができるちょっとしたもの」を持ち寄り、ゲストもホストもキッチンに立つのが主流。仕事関係の意思疎通をとる場としてもキッチンが使われているという。苦学生であっても、ちょっとした工夫をしてゲストの目を楽しませるそうだ。

そして2つ目は、人を家に呼ぶタイミング。招く際にランチやディナーといった決めごとにする必要はなく、よくあるのが「カクテルの時間に来ない?」という誘い方だという。ディナー前の時間に集まり、果物やチーズなどの軽食をつまみに、お酒を楽しむ。木田氏は「2時間程度話して『じゃあディナーあるからバイバイ』って。そういう意味では、24時間の使い方が本当に上手だと思いますね」と、リラックスして良好な関係性を築きたいときのおすすめの過ごし方だと語った。


このようなスタイルを実現するべく、パナソニックでは、昔から日本にある「囲炉裏(いろり)」に注目し、人々が中央の加熱エリアをぐるりと取り囲める「いろりダイニング」を提案。トークショーの後には、RELIFE STUDIO FUTAKOに設置されている「いろりダイニング」で、「イエナカ」で楽しめるテーブルセッティングが紹介された。人気フードユニットのGOCHISOが、焼き鳥、春野菜と桜エビのパエリア、ポタージュを振る舞い、来場者をもてなした。


参加者からは「これを生活に取り入れ人を招いて関係性を深めるイメージがつきました」といった声が寄せられ、これからの暮らしについて想像を深める人で溢れていたという。「イエナカ」を楽しむヒントが満載だった同イベント、詳しいレポートは、サイト(http://sumai.panasonic.jp/sumu2/kurashinext/news/)でチェックできる。



(TechinsightJapan編集部 七海香)