モンスターエナジーNASCARカップで通算7度のシリーズチャンピオンを獲得しているジミー・ジョンソン(シボレー・カマロZL1)は、2018年限りでメインスポンサーであるロウズ・カンパニーを失うこととなった。
アメリカの住宅リフォームチェーンであるロウズは2001年からカーナンバー48を駆るジョンソンをサポートし、キャリア通算83勝、2006~10年までのシリーズ5連覇を含む7度のチャンピオン獲得に貢献してきた。
そんなロウズが2018年限りでジョンソン擁するヘンドリック・モータースポーツのスポンサーから離れると発表。チームは2019年から新たなスポンサーを迎えることになる。
ロウズのチーフカスタマーオフィサーを務めるマイケル.P.マクダーモットは「ヘンドリック・モータースポーツとジミー、チャド(クナウス/クルーチーフ)、そしてカーナンバー48のチーム全員と素晴らしい道のりを歩んできた」と語る。
「(チームオーナーの)リック・ヘンドリックと彼が率いるチームは素晴らしいパートナーであり、ジミーはこれ以上ないほどの成績を収め、我々のブランドとNASCARを代表する選手となった」
「ロウズにとってカーナンバー48は必要不可欠な存在と言っても過言ではなかった。だから、スポンサード終了に関する決断を下すのは難しかった。ただ、計7度のシリーズチャンピオンを獲得し、数々の歴史を打ち立ててきたことはロウズにとっても価値あることだったのは間違いない」
現在42歳で、チームとの契約を2020年まで延長しているジョンソンは「これまで僕が勝てるドライバーだと信じてチャンスを与えてくれたロウズには感謝している。だから、彼らがいないカーナンバー48を想像できない」とコメントしている。
「彼らが去る姿を目にするのは辛いよ。ただ、これまでに多くのことを成し遂げてきたし、2018年シーズンも始まったばかりだ」
「僕自身は、まだNASCARでやり残していることがあるし、精神的にも肉体的にもコンディションは万全だ。これからも勝利とシリーズチャンピオンを獲得することに集中していく」
「誰か(新しいスポンサー)が、僕が追いかけるストーリーを彩ってくれるはずだ。まだ戦い続けるよ」