朝食に何を食べるかはネットで度々話題に上るテーマだ。以前、残り物のカレーが議論の対象になったことがあったが、ステーキはどうだろうか。
ヤフー知恵袋には3月8日、「朝からステーキって許せますか?」という相談が寄せられた。朝からステーキなんてとんでもないと思うかもしれないが、反応は意外なものだった。
奥さんから朝食にステーキ300グラムを出された男性も
朝食にステーキが食卓に並ぶことについては、「無理です。食べたいのですが」「許せません」「さすがに重過ぎる」など、許せない派の回答が見られた。朝食は英語でbreakfastと言うが、断食(fast)を破る(break)が語源だ。就寝中に空っぽになった胃に、その日最初の食事として油こいステーキを摂るのは抵抗を感じてもおかしくない。
しかし意外にも「無理」という回答は少数で、歓迎派が目立った。
「朝からステーキを食べてはいけない科学的根拠を述べよ」
「許せます! 羨ましい!!」
「いつでも大丈夫です!」
さらに、「小さい肉ならいい」など条件付きでOKという回答を含めると、「許せる」が圧倒的多数を占めた。
実際に妻からステーキを朝食に出されたという人物がいた。新婚時代の話だということで、
「素敵とステーキを一致させたものでしたが、好みの男性にステーキ(素敵)を食わせる戦略があるそうです。グラム300円と当時言ってました。有り得ます!素敵」
と振り返った。
「量が少ないなら何の問題もないのでは」
ちょっと気になったので、筆者も知人に「朝からステーキを食べたいか?」を聞いてみた。12人から回答があったが、そのうち8人が「食べたい」と答えていた。理由としては、「あっさりしたものでは物足りない」(20代男性)、「量が多くないなら、問題ない」(20代女性)などの内容が寄せられた。ヤフー知恵袋での回答と同様に、朝食にステーキを歓迎する声が多い。
30代女性からは、次のような意見も出ていた。
「カフェのモーニングサービスのメニューでも、肉が入ったサンドイッチがありますし、家でも朝からウインナーやベーコンを食べているので、ステーキと言っても、ものすごく分厚いものでなければ十分に食べられるのでは」
朝から立ち食いそば屋で揚げ物をトッピングしたり、ラーメンを食べるという人もいる。胃もたれしてその日はダウン、ということにならないならば朝食にステーキもありなのだろう。