ヤマハは3月15日、モビスター・ヤマハからMotoGPに参戦するバレンティーノ・ロッシと新たに2年間の契約更新を行ったと発表した。
ロードレース世界選手権で9度のチャンピオンを獲得したロッシ。39歳になった今も、ロッシの走りは多くのMotoGPファンを魅了している。
ヤマハとロッシの関係は2004年からスタート。以来、ヤマハYZR-M1で206レース出場し、4度のチャンピオン、優勝56回、2位43回、3位35回の成績を残してきた。2017年シーズンは、第8戦オランダGPでの優勝を含む6度の表彰台を獲得し、ランキング5位でシーズンを終えた。
今回の契約により、ロッシは2019年から2020年までの2年間、ヤマハのファクトリーチームから最高峰クラスにYZR-M1で参戦することになる。
契約更新が決まったロッシは「2016年3月にヤマハと契約を結んだとき、MotoGPライダーとして最後の契約になるかもしれないと思っていた」と次のようにコメント。
「この2年の間に今後のことを決断しようと決めていた。MotoGPライダーとして十分な手応えを感じることができたため、継続することにしたんだ」
「来年には40歳を迎える。これまでと同様の強さを保ち続けることは難しくなる可能性があるにもかかわらず、僕を信じてくれたヤマハ、特にリン・ジャービス、チームディレクターのマッシモ・メレガリに感謝したい」
「簡単でないこと、多くの努力とトレーニングが必要なことは理解しているが、モチベーションは十分だ」