MotoGP開幕戦カタールGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(2017年MotoGPクラスランキング13位)
スズキ移籍1年目の2017年は苦戦を強いられたイアンノーネだが、今年のオフのテストでは、バレンシアで総合11番手、セパンで総合13番手、ブリーラムで総合15番手、ロサイルで総合6番手につけている。ロサイルでは2日目にトップタイムを記録しながら、最終日を体調不良により欠場してしまったが、全体的な調子は昨シーズン終盤と同様にいいようだ。
ロサイルではドゥカティ時代の2015年に3位入賞経験を持つ。
「シーズンのスタートがうれしい。テストはとても長かった。レーシングモードに切り替えて、バイクに乗りたい」
「この冬はポジティブだった。フィジカルコンディションを高めるために、激しいトレーニングを積み、バイクに関してもいくつか重要なことがよくなった」
「カタールでのテストはポジティブなフィーリングだった。まだいくつかのことを改良でき、週末にはその仕事をする時間があるけど、ベースはいい。これは重要なことだ」
■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(2017年MotoGPクラスランキング16位)
2017年よりMotoGPクラスに参戦したリンスは、シーズン序盤のケガで戦列離脱を余儀なくされた。しかし、マシンがまとまってきたシーズン終盤には表彰台まであと一歩に迫り、最終戦バレンシアでは、自己ベストの4位に入賞。2018年開幕前のテストでも、バレンシアで総合15番手、セパンで総合6番手、ブリーラムで総合5番手、ロサイルで総合8番手と調子を上げてきた。MotoGPデビュー戦となった昨年のロサイルでは9位に入賞している。
「ようやく、普通のプレシーズンにすることができた。フィジカルトレーニングができ、各テストですごくいいフィーリングを得られた」
「スズキは素晴らしい仕事をしてくれたから、バイクはすごくいい。僕たちは好調だった。シーズンに向けていいベースを整えることに集中した。自信がある。開幕戦に向けて準備はできている」