NEWS 小山慶一郎×増田貴久×KAT-TUN 中丸雄一の強い絆　『VS嵐』出演を機に関係性をおさらい

　今夜放送されるフジテレビ系『VS嵐』に、21日に放送開始される大型SPバラエティー『おたすけJAPAN』（フジテレビ系）のメンバーがゲストチームとして出演。NEWSの小山慶一郎と増田貴久、KAT-TUNの中丸雄一がジャニーズ事務所の先輩・嵐と様々なアトラクションで真剣勝負を見せてくれる。

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　彼ら3人が出演する『おたすけJAPAN』は、世界の国々で困っている人の役に立つために日本の一流技術者や職人が現地へ赴き問題を解決していくドキュメントバラエティー。昨年6月に放送された第1弾に引きつづき、小山と中丸はMCとして“おたすけ”の模様を見守り、増田は“おたすけサポーター”として現地に同行。和食料理人と共にアマゾンに向かうのだ。

　3人とも年齢が近いとはいえ、グループの枠を超えた共演というのは決して多いわけではない。それでも強い結束感を持つ彼らの関係性を『VS嵐』そして『おたすけJAPAN』に向けて再確認してみたい。

■小山慶一郎×中丸雄一
　『おたすけJAPAN』でMCを務める2人のコンビといえば、ジャニーズファンにとってはおなじみのBS番組『ザ少年倶楽部』で、2006年から5年間組んできたことで馴染み深い。今年15周年のアニバーサリーイヤーを迎えるNEWSと再始動するKAT-TUN、共に2018年は大事な節目の年。

　しかも小山は日本テレビ系列の報道番組『news every.』のメインキャスターを務め、中丸は同じく日本テレビ系列の情報番組『シューイチ』のレギュラー。互いに音楽以外の分野でその才を発揮する2人のチームワークは、なかなかのものだろう。

　前回の『おたすけJAPAN』の収録後に、『ザ少年倶楽部』時代を懐かしんでいた2人。その中で中丸は「当時ずっと小山くんに甘えていたので、すぐに頼ってしまった」と述懐している。ますます頼り甲斐が出てきた小山に、昨年以上に頼る中丸の姿が見られるかもしれない。

■小山慶一郎×増田貴久
　一方でこちらはおなじNEWSのメンバーとして、15年前の結成時から今に至るまで、グループ内のあらゆる出来事を乗り越えて切磋琢磨してきた2人。その絆の強さは言うまでもないだろう。

　4人それぞれがしっかりとしたキャラを確立させ、現在のグループとしての地位を築き上げてきたNEWS。それぞれが我が道をゆくメンバーの中で、ひときわマイペースなファッショニスタ・増田と、真面目なまとめ役に徹する小山のバランスは、メンバー内でも随一だ。

　小山がパーソナリティを務める文化放送のラジオ『KちゃんNEWS』の中では度々、ゲストとしてやってきた増田の個性を引き出そうと、小山が巧みにいじっている一幕が見られる。本来はツッコミタイプでありながらも、小山と組むといじられキャラに変身する増田は、『おたすけJAPAN』でアマゾンにはるばる渡航。小山からどんな言葉が掛けられるのか、そちらにも期待したい。

■中丸雄一×増田貴久
　1998年にジャニーズ事務所に入所した、同期の2人（ほかにKAT-TUN 亀梨和也やKis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔、A.B.C-Z 塚田僚一などがいる）。しかも、同じ日にオーディションを受けていたという運命的なつながりで結びつけられた2人は、異なるグループに所属しながらもずば抜けて仲が良いことが知られている。

　Twitter上には2人の仲良しエピソードが定期的に投稿されるファンメイドのアカウントがあるほどで、過去には雑誌の対談はもちろん、TBS系列のドラマ『RESCUE～特別高度救助隊』でも共演。また以前ラジオ番組に出演した増田は中丸について「感覚も性格も考え方も共感する部分がある」と、関係の深さを感じさせるコメントもしている。

　3人それぞれが強い絆で結びつけられた彼らが送る『おたすけJAPAN』はもちろんのこと、今夜の『VS嵐』ではジャニーズきっての仲良しグループとして知られる嵐とチームワークの良さで真っ向から勝負。また新たな仲良しエピソードが明らかになるのか、大いに期待したい。

■久保田和馬
映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。