ARN RACINGが走らせるフェラーリ488 GT3のマシンカラーリング 2018年にブランパンGTシリーズ・アジアにフェラーリ488 GT3で挑むARN RACINGは3月14日、2018年のマシンカラーリングと、第1戦マレーシア、第2戦タイに挑むドライバーラインアップを発表した。第2戦までは、永井宏明のパートナーとして2007年のスーパーGT王者である伊藤大輔が起用されることになった。
チーム代表である永井が自らステアリングを握り、2017年にスーパー耐久のチャンピオンを獲得したARN RACINGは、新たな活動の場として、17年にスタートしたばかりのブランパンGTシリーズ・アジアに挑戦する。すでにチームは2月3日に参戦発表をしていたが、マシンカラーリングや永井のパートナーになるドライバーは明らかにされていなかった。
そんな永井のパートナーには、非常に強力なドライバーが第2戦/第3戦に起用されることになった。17年もGT500にスポット参戦し、今季もLEXUS TEAM au TOM'Sで監督を務める伊藤大輔だ。チームと同じ三重県出身で、当然マレーシア戦の舞台であるセパン・サーキットも、タイ戦の舞台であるチャン・インターナショナル・サーキットも経験があり、これ以上ない相方と言えるだろう。
「同郷の三重県出身ドライバーで、GT500チャンピオンの経験もある伊藤選手とともに戦うことができて、非常に嬉しく思っています。今から開幕戦が楽しみです」と語るのは永井だ。
また、マシンカラーリングも同時に発表され、レッドをベースにホワイトとイエロー、ブラックのラインが入ったARN RACINGらしいものとなっている。すでにマシンはセパンに向けて輸送されているという。
ジェントルマンドライバーとしてはトップクラスの速さを誇る永井と伊藤のコンビは、アジアのなかでも高い戦力を誇るのは間違いないだろう。開幕からの戦いに期待したいところだ。