眉トリートメントサロンを運営するアナスタシアは3月13日、「新生活・新しい環境に関する意識調査」を発表した。新しい環境で「これだけは身につけたい」という希望が最も多かったのは「コミュニケーション能力」(62.1%)だった。一方、自分のコミュニケーション能力に自身がある人は4割に満たず、理想と現実のギャップの大きさが浮き彫りになった。
調査対象は20代から50代の働く男女713人。他に身につけたいことには「自活力」(20.6%)、「情報処理能力」(8%)などが上がっていた。
「第一印象作りに失敗し、変なイメージがついた」「性格を誤解された」という悩みも
自分のコミュニケーション能力に自信がない人からは、「職場の人と会話をしていても話が続かない」などの悩みも出ていた。他にも
「新しい環境だと数か月は人見知りでおとなしくなってしまうため、性格を誤解された」
「とてもおとなしい人だと思われ、あまり話しかけられることがなかった」
「第一印象の決定づけに失敗してしまい、変なイメージが根付いてしまった」
など、新生活が始まるタイミングでコミュニケーションがうまく取れず、損をしていると感じている人が多いようだ。
コミュニケーション能力は、経団連の調査でも、企業が選考時に重視する要素として15年連続で1位を取り続けている。人と一緒に何かをする以上、コミュニケーション能力が人間関係の形成に影響するのは仕方ないことだろう。
また、調査では73%が「自信があった方がコミュニケーション力が高まる」と回答している。会話を円滑にするためには、自信を付け、臆せず話せるようにする必要がありそうだ。