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ホン・サンス監督が男女の関係性をモノクロームで映し出す キム・ミニ主演『それから』予告編

2018年03月14日 00:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 初夏に公開されるホン・サンス監督作『それから』の予告編が公開された。


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 第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作は、ホン・サンス監督作品の新ミューズとなった『お嬢さん』のキム・ミニが主演を務めた人間ドラマ。妻に浮気を疑われ、窮地に立たされている男が経営する出版社に勤めることになったアルムだったが、初日早々、会社にやってきた社長の妻が、アルムを夫の不倫相手と決めつけ騒ぎ立てる。同じ日の夜、前任者であり社長の愛人であった女がひょっこり戻ってきたことで、事態は思わぬ方向へと発展する。


 公開された予告編では、“ある出版社の社長”、“ある新人社員”、“ある妻”、“ある不倫相手”という登場人物たちの説明テロップとともに、“女の潔さ”、“女の怖さ”、“男のずるさ”、“男の優しさ”という彼らの内面を表現した言葉が、モノクロームの映像とともに映し出される。(リアルサウンド編集部)