レンタルスペース事業などを行うスペースマーケットは3月13日、「お花見に関する実態調査2018」の結果を発表した。調査は今年3月にインターネットで実施し、同社運営の「スペースマーケット」会員1313人から回答を得た。
今年は花見の予定を聞くと、89.5％が「行きたい」と回答している。行きたい理由で最も多かったのは「春を感じたい」（67.0％）だった。
花見の場所取りは「やらされてる感」を抱いて嫌がる人が多数
2位以降、「親しい人と楽しい時間を過ごしたい」（63.1％）、「桜が好き」（59.9％）と続く。花見自体より、「春ならではの思い出を作る」との重要度の方が高い。
一方、行きたくないと答えた人に理由を聞くと、上位3位は「混雑が嫌だ」（61.6％）。2位以降、「花粉症が辛い」（43.5％）、「寒いのが嫌だ」（33.3％）と続く。
全員に場所取りをしたことがあるかを聞くと「経験あり」が39.7％で、場所取りにかける平均時間は2.53時間だった。少数ではあるが「10時間以上」という猛者もいる。
しかし経験者の72.9％は「場所取りしたくない」と回答している。理由はやはり「寒いのが嫌」（64.1％）、「時間の無駄」（56.3％）が多く、野外特有のつらさや徒労感などから"やらされた感"を抱く人も少なくない。
ただ、「自ら場所取りしたい」（27.1％）と回答した人の中には、「より良い場所でお花見をしたい」（70.5％）、「参加コミュニティに貢献したい」（47.3％）という人が多かった。つらい点は「ない」（25.6％）が4人に1人だが、やはり「寒さ」（62.8％）、「花粉症」（20.9％）を挙げる人もいる。
