捜査段階で2人は互いに罪を擦り付け合う姿を見せていたが、法廷では無抵抗な動物に精神的苦痛を与え、残虐で凶暴な身体的外傷を負わせ死に追いやった虐待の罪を認めた。現在17歳になっている2人だが、トーントンの少年は放火の前歴があり、保護観察所での面会日に欠席するなど青少年更生命令(Youth Rehabilitation Order YRO)に違反していたことも明らかとなった。しかし、この少年を弁護したクリス・バッドゥー弁護士は「被告は更生したいと願っており、今回の自分自身の行為も深く恥じている」と述べ、またルイーズ・イーヴス弁護士は「トーントンの少年にそそのかされて、ブルートンの少年はプレッシャーを感じてしまったようだ。また、彼は事件当時、うつ状態になっており、人生に希望を見出せずにいた。前日のフェスティバルに参加し、幻覚剤として知られるケタミンを使用した影響もあり、凶行に及んでしまったとされる。被告はウサギを虐待したことを悪い行為であると自覚しており、少年犯罪者施設へ送ることは適切ではない」とブルートンの少年を弁護した。
画像は『Somerset County Gazette 2018年3月11日付「Taunton teen who tortured and burned pet rabbit alive avoids jail」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)