映画『アナと雪の女王/家族の思い出』の新曲映像が公開された。
3月16日から『リメンバー・ミー』と同時上映される同作は、長く閉ざされていた城の門が再び開かれてから初めてアナとエルサが共に迎えるクリスマスを描いた22分の短編作品。自分たちのクリスマスを祝う「家族の伝統」がないことに気付いたアナとエルサのために、オラフが「伝統」を探す旅に出るというあらすじだ。日本版では前作に引き続きアナの声を神田沙也加、エルサの声を松たか子、オラフの声をピエール瀧が演じる。
今回公開されたのは、アナとエルサが歌う新曲“あなたといるだけで”の日本版歌唱シーン。「家族と一緒に過ごすことが一番大切」だと気付いた姉妹の気持ちを表現しており、同曲を含む全4曲の新曲などが吹き替えられたという。
日本版の歌唱シーンについて、スティーヴ・ワーマーズ=スケルトン監督は「2人の歌声に圧倒されました。私たちは初めて日本版を観ましたが、本当に素晴らしいと思いました」、プロデューサーのロイ・コンリは「彼女たちの声はとても美しく、僕は日本語を話せないけれど声でキャラクターを理解することができた。キャラクターが彼女たちの中に宿っている」とそれぞれコメント。
またワーマーズ=スケルトン監督は、同作でのアナとエルサについて「前作で描かれているのは夏のシーズンで、アナとエルサは和解し一緒に過ごしている。2人は今、オラフやクリストフも加わって大きな家族になっているんだ。この映画は、約6ヶ月後が舞台で、前作に続く次のホリデーシーズンを描いている。アナとエルサは初めて一緒に過ごすホリデーを祝う準備をしているんだよ」と明かしている。