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【写真特集】2018年F1ニューマシン、全10台のビジュアル比較

2018年03月13日 12:41  AUTOSPORT web

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フェラーリSF71H
バルセロナで先日終了したばかりのウインターテスト。そこに勢ぞろいした今季のニューマシン全10台を、ビジュアル比較してみよう。不公平がないよう、昨年の選手権順に並べてみた。

1)斜め前からの比較
 この角度からだと、レッドブルRB14のサイドポンツーンの狭さがひときわ目立つ。ウイリアムズとマクラーレンは、エンジンカウルが極端に絞り込まれている。一方ザウバーC37は、ひとり我が道を行くといった印象である。












2)最も違いがわかる正面ショット
 正面から見た今季のF1マシンは主に3グループに分類されるようだ。サイドポッドを高い位置に上げたもの(フェラーリ、レッドブル、ウイリアムズ、ハース)。昨年同様のコンベンショナルなデザイン(メルセデス、フォース・インディア、ルノー、トロロッソ、マクラーレン)。そしてザウバーのサイドポッドは低く、ここでも独自性を崩さない。













3)真横から
 まったく同じアングルではないことを最初に言っておきたい。なのでホイールベースの長さとレーキ角(マシンリヤに向けての傾斜角)は、厳密な比較はできない。とはいえ全チームのテクニカルディレクターが自分たちのマシンについてほぼ言っているのは、(程度の差こそあれ)昨年に比べホイールベースをやや伸ばしているということだ。












4)マシンのリヤから見えるもの
 ルノーはエキゾースト噴き出し口を最も高く、そして最もリヤウィングに近い位置に付けている(訳注:排ガスをリヤウィングに噴き付けてダウンフォース増大を狙う意図である)。そしてメルセデスとマクラーレンは、カウル後端の開口部が非常に小さい。