2018年のスーパーGT500クラスにMOTUL MUGEN NSX-GTとして参戦するTEAM MUGENが、今シーズンのマシンカラーリングを発表した。
2017年、GT500へ14年ぶりに復帰参戦を果たしたMUGEN。チームはホンダ陣営で唯一のヨコハマタイヤユーザーとして、武藤英紀と中嶋大祐を起用し復帰初年度に挑むと、初戦の第1戦岡山でホンダ勢最上位となる9位を獲得し、復帰初戦をポイントフィニッシュで飾った。
しかし、その後はトラブルやアクシデントなどが重なり思うようにポイントを伸ばせず。終盤戦は無得点が続くなど、厳しいシーズンを送った。
復帰2年目となる2018年シーズンもMOTULをメインパートナーに迎え、手塚長孝監督指揮のもと武藤/中嶋がドライバーを担当。引き続きヨコハマタイヤユーザーとして、不動の体制で戦いに臨む。
今回発表されたマシンカラーリングでは、ブラック、ゴールド、レッドの3色が大胆に使われ、左右で異なるデザインに仕上げられた。またマシンの上部には『MUGEN POWER』の文字があししらわれている。
マシンの左右でホイール色が異なるのも特徴のひとつだ。マシン左側はブラックのホイールが、マシン右側はレッドのホイールが採用される。また、2018年は横浜ゴムの『ADVAN』誕生40周年の節目ということで、ボンネットにはADVAN40周年記念ロゴマークも掲出される。
4月7~8日に控えるシーズン開幕に向けて、チームは「昨年はスーパーGT500クラスに14年ぶりに復帰しましたが、思ったような結果が残せず悔しいシーズンを過ごしました。しかしながら昨年集めたデータをオフシーズンに解析し、ひとつでも上位に上がれるように準備をしてきました」と意気込みを明かしている。