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スーパーフォーミュラ2018年公式合同テストは可夢偉が首位発進。ルーキー勢トップは4番手の松下

2018年03月12日 13:31  AUTOSPORT web

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小林可夢偉/carrozzeria Team KCMG
3月12日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2018年1回目公式合同テストが鈴鹿サーキットで始まった。3月12~13日の2日間にわたって行われるテストの初日午前中のセッションは、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がトップタイムをマーク。注目のスーパーフォーミュラルーキー、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は4番手、福住仁嶺(TEAM MUGEN)は6番手で走行を終えている。

 11日に行われた鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーの『オープニングラップ』に続き、2018年最初のテストとなったこの日、走行を行ったのは19名のドライバー。ディフェンディングチャンピオンの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)やスーパーフォーミュラルーキーの松下、福住、参戦は未定ながら2017年F2ランキング3位のオリバー・ローランドなどが参加した。

 体調不良により前日に行われたファン感謝デーのイベントには参加できなかった国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)も、この日のテストでは走行を実施。まだ参戦ドライバーが明らかになっていないB-MAX RACING TEAMの50号車にはヤン・マーデンボローが乗り込んだ。

 また、この日の走行には参加しないものの、二度のF1チャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディの孫、ピエトロ・フィッティパルディも鈴鹿サーキットに姿を見せた。フィッティパルディは公式テスト2日目の3月13日に、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSのマシンで参加を予定している。

 テスト初日午前中のセッションは快晴ではあるものの、冷たい風が吹くコンディション。10時15分にセッションがスタートすると、ドライバーたちは続々とコースインし走行を開始した。

 気温が低いなかでのセッションとなったが、開始15分を過ぎるころには上位陣が1分38秒台前半、45分過ぎには1分37秒台をマーク。さらに注目のルーキー、松下も一時トップタイムを記録するなど順調にセッションが進んでいった。

 2時間にわたるセッション終盤には、2015年以来のスーパーフォーミュラフル参戦となる平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がタイムを更新。さらにチェッカー周に小林可夢偉が1分36秒122をマークすると、これがこのままトップタイムに。2番手には平川が1分36秒647で続き、午前中のセッションで1分36秒台を記録したのはこのふたりのみとなった。

 3番手は1分37秒124で野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、4番手は1分37秒176で松下、5番手には1分37秒278で山本尚貴(TEAM MUGEN)が続いている。ルーキードライバーである福住は1分37秒515の6番手でセッションを終えた。