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主演・三浦春馬×監督・今泉力哉、伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』映画化決定

2018年03月11日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 伊坂幸太郎の恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』が、主演・三浦春馬、監督・今泉力哉のタッグで実写映画化されることが決定した。


参考:深川麻衣×今泉力哉監督『パンとバスと2度目のハツコイ』対談 深川「シンプルだからこそ難しい」


 原作は、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』などの作品で数多くの賞を受賞している人気作家・伊坂の“初”にして“唯一”の恋愛小説集。アーティストの斉藤和義と伊坂との交流によって生まれた作品で、「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる、6章の短編から成る。


 舞台は仙台。“劇的な出会い”を待つだけのボク・佐藤を中心に、誰かと誰かがつながって生まれる、恋や愛にまつわる物語を描く。原作の6章の短編には、登場人物それぞれに伏線が敷かれ、最終章でそれが回収されるという伊坂ならではの仕掛けがあるが、映画でもそれが三浦演じる佐藤という男を中心に展開していく。


 『サッドティー』や『パンとバスと2度目のハツコイ』などの作品で知られる今泉
監督は、原作者の伊坂から「映像化できるのは今泉監督しかいない!」とラブコールを受け、オファーを快諾したという。4月にクランクインし、オール仙台ロケで撮影が敢行される予定だ。


【三浦春馬 コメント】
『アイネクライネナハトムジーク』という作品に関われること、とても光栄に思います。
この作品に登場するキャラクターが過ごす一瞬や、大切な人との言葉のやりとりが人生の音符となり、柔らかな応援歌になるよう、監督をはじめ、スタッフ、キャスト一丸となって撮影に臨みたいと思います!


【伊坂幸太郎 コメント】
『こっぴどい猫』がとても味わいのある群像劇だったので
今泉監督なら、この小説を面白い映画にしてくれるのではないかとお願いしました。
自分の小説世界が、今泉さん風に変換されるのが今から楽しみです。
三浦春馬さんは僕の別作品『チルドレン』のドラマにも出てくれたことがあります。
また出演してもらえてうれしいです。


【今泉力哉監督 コメント】
この映画は “出会い” について、そして “特別ではない人々” の愛や関係性についての物語です。
斉藤和義さん、伊坂幸太郎さん、三浦春馬さん、というさまざまな世代の “特別な人” ととともに、どこにでもあるような悩みや、平凡だけど美しい日常を描けたらな、と思っています。
楽しみます!


(リアルサウンド編集部)