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新製法で生み出すシンプルなのに"色気"のある革小物、「T・MBH」の魅力

2018年03月09日 21:32  Fashionsnap.com

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ティー・エムビーエイチ(T・MBH) Image by: FASHIONSNAP
伊勢丹新宿本店メンズ館1階で、唯一無二のレザーアイテムを展開するポップアップイベント「イン・ザ・ケース(IN THE CASE)」が開催されている。会場には、日本の職人技術と稀少性の高い素材を採用したメンズアクセサリーが多数ラインナップ。なかでも注目は、一見シンプルだが約30の新製法を生み出す卓越した技術により"色気"のあるレザーアイテムを提案する「ティー・エムビーエイチ(T・MBH)」だ。

 ティー・エムビーエイチは「シンプルで美しく、色気のある他にはないモノを作りたい」という思いのもと、革製品を作る「技術」から開発する完全ハンドメイドの革小物ブランド。「他と同じ製法だと、差別化を図るにはプラスのデザインをせざるを得なくなり、シンプルなデザインからは遠ざかってしまう。しかし新しい製法であればどんなにシンプルに作っても誰とも被らない」(革小物司 岡本拓也)という考えから新製法を生み出し続け、実用性と理由のあるデザインを意識した革製品を展開している。
 また「"色気"とはえくぼ、ほくろ、八重歯といったちょっとした違和感」(岡本)と捉え、硬いイメージのあるエキゾチックレザーで柔らかさを極めた「呼薫Ⅱ(こくーんⅡ)」シリーズ、ステッチを排除する独自製法を用いて「コンパクトで大容量」「薄いのに強い」という特長を持つ「葉合せ」シリーズ、スマートフォンよりも軽いレザーバッグなどを製作。縫製など全ての工程を手作業で行なっているため、機械では出せない"薄さ"や、美しいステッチを実現している。
 会場ではほぼフルラインナップで展開。通常は外側に象革、内側に牛革を用いる「葉合わせ」シリーズから、外側と内側に同素材の象革を採用することでより一体感のあるデザインに仕上げたという限定アイテムも販売している。名刺入れやコインケース、クラッチバッグなどを展開し、価格帯は税別2万2,000円~65万円。「今までにない製法で他にはないモノを作っているので驚いてもらえる。実際に見て、触って、体験して楽しめる」と岡本。期間中、13日まで行っている手縫いステッチやコバ仕上げ技術のデモンストレーションも見所だ。
 

■IN THE CASE in SHINJUKU ISETAN MEN'S日程:2018年3月7日(水)~3月20日(火)会場:伊勢丹新宿本店メンズ館1階=メンズアクセサリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1電話:03-3352-1111(大代表)IN THE CASE :公式サイトTIME & EFFORT:公式サイト