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【搭乗レポート】大阪/関西~ホノルル/スクート TR700便(エコノミークラス)

2018年03月09日 19:22  TRAICY

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エアアジアXに続いて大阪/関西~ホノルル線に就航した、スクートの大阪/関西発ホノルル行きTR700便に搭乗したのでレポートをお送りする。

関西国際空港ではチェックインカウンターFを使用しており、ハンドリングは日本航空(JAL)グループが行っている。チェックインは3時間前から可能で、2時間前に到着したがすでに長蛇の列ができていた。並んでいる途中で地上係員から紙を渡され、ハワイでの滞在先やESTAの申請状況、ビザの有無を書き込んだ。トランプ大統領が就任してから、2011年以降、イランやシリアなど一部の国に渡航歴がある場合、日本人であってもESTAでの入国は対象外となりビザが必要になるので注意が必要である。

受託手荷物や機内食が含まれていない「FLY」運賃で予約していた。機内へは2個合計10キロまで持ち込むことができる。

当便の出発する夕方の時間帯は中国路線の出発が集中しており大変混んでいた。南出発口から出国に40分ほどかかった。早めに通過しておきたいところだが、第1ターミナルのセキュリティチェック通過後のエリアには飲食店が少ないので、食事に困ってしまう。セキュリティチェック通過前に食事をする場合は出国に時間を要することに注意する必要がある。

ゲートを通過する際、一部の人は二次検査を受けていた。

事前座席指定で機内前方にあるサイレントゾーンの5Fを指定した。サイレントゾーンは12歳以下は利用できない座席で、可動式ヘッドレストが装備されている。当路線はスクートの料金区分によると4つの区分のうち上から2番目にあたる「長距離フライト」で、他にも札幌/千歳・東京/成田・大阪/関西~シンガポール線や東京/成田~バンコク/ドンムアン線も該当する。

この区分ではスタンダードシートは960円だが、ヘッドレスト付のサイレントゾーンの座席は1,520円で指定できる。大した料金の差ではないのでスタンダードシートよりサイレントゾーンを指定することをおすすめしたい。

なお、東京/成田~台北/桃園線や大阪/関西~高雄線は「短距離フライト」の区分となるものの、同一便で乗り継いでシンガポールやバンコク/ドンムアンへ向かう場合、区間ごとに座席指定料金が発生するので注意が必要だ。

筆者は身長が168センチだが、特に窮屈感はない。

シートポケットには機内販売品が記載されたScoot Cafeや機内免税販売品、機内Wi-Fiに関する冊子が入っている。

おやすみキットを予約しており、離陸しシートベルトサインが消えた後に配布された。オリジナルのブランケット、ネックピロー、アイマスクがセットになっている。また、ビジネスクラス「スクートビズ」や、スタンダードシートより最大30%広く、可動式ヘッドレストを装備した「スーパーシート」へのアップグレードを有料で受け付けるアナウンスがあった。

機内食は出ないので、飛行中は終始寝て過ごした。

大阪/関西からホノルルへの路線は冬の強いジェット気流に乗るため約7時間で定刻に到着した。

スクートのボーイング787は大手航空会社に遜色なく座席スペースに余裕があり、機内環境も快適だったので早朝の到着でも体は楽だった。