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竹内結子×貫地谷しほり『ミス・シャーロック』、吉田ユニと祐真朋樹が手掛けたポスター公開

2018年03月09日 16:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月27日からHuluで配信される、竹内結子主演のドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』よりポスタービジュアルが公開された。


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 本作は、かの有名なシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンが、現代の東京で女性として存在していたら……という設定で描かれるミステリー・ドラマ。主演は竹内結子と貫地谷しほりが務め、滝藤賢一、中村倫也、大谷亮平、小澤征悦、斉藤由貴、伊藤蘭の6人が、ほぼ毎話登場するレギュラーキャストとして出演する。動画配信サービスHuluと世界有数のケーブルテレビ放送局HBOが初タッグを組んで製作され、世界19カ国で配信される予定だ。


 今回公開されたポスタービジュアルは、星野源のCDジャケットなどを手掛けた吉田ユニ。また、竹内と貫地谷の衣装は、ファッション界の第一線で活躍するトップスタイリスト・祐真朋樹がスタイリングしたもので、2人の美しさとキャラクター性の対比が際立つ仕上がりとなっている。


【吉田ユニ コメント】
女性2人がシャーロックとワトソンを演じるということで、ポスタービジュアルでは女性らしさを考慮しつつ、シャーロック・ホームズであることが伝わるものを入れたいと思いました。制作陣から頂いた「赤」や「東京」といったキーワードをヒントに自由に考えた結果、
女性らしさの象徴である花、その中でも可愛いだけではない美しさを象徴する赤い薔薇を使おう、と。それらをパイプやペン、物語の中で発生する事件性に見立てて使いながら、ちょっと衝撃的なシチュエーションを表現しました。
私は普段、世界に向けてビジュアルを制作するときは、キャッチコピー(言葉)がなくても伝わるものを意識しています。今回は竹内さんと貫地谷さん演じるキャラクターが素敵だったので2人が映えるものを、と考えたら自ずとシンプルなものになりました。子どもの頃からサスペンスやミステリーが大好きで、シャーロック・ホームズも身近な存在として感じてきた私にとって、今回はとてもうれしいお仕事でした。


【祐真朋樹 コメント】
もともとファッションも含めてシャーロック・ホームズ自体に興味がありました。
近年の映画やドラマもほとんど見ていますし、ロンドンのシャーロック・ホームズ博物館にも行ったことがあります。なので、当初は従来のシャーロックのイメージに凝り固まっていたのですが、台本を読んでもっと軽く考えようと思いました。
今回は日本人的な解釈でシャーロック・ホームズを描く、まったく新しい作品なので、衣裳でもチャレンジしようと思いました。ポスタービジュアルで大切にしたのは、台本から得た「シャーロックと和都はふたりでひとつ」という解釈。冷酷である種サイコパス的な一面もあるシャーロックに対し、それをケアするワトソン――ふたりの対比が出ればいいなと思い、竹内さんにはピシッとしたメンズライクな黒の衣裳を、貫地谷さんにはフェミニンな一面が出る衣裳を着ていただきました。海を越えてどれだけ多くの方が見て、何を感じるのか…そんなことを想像するだけでも面白い作品ですし、僕にとってもチャンスだと思っています。


(リアルサウンド編集部)