F1プレシーズンテストでの走行をすべて終えたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、3位タイムを出したことを喜び、開幕戦オーストラリアGP予選を戦うのが楽しみだと語った。
ドライコンディションとなった8日、第2回テストが3日目を迎え、ガスリーが開幕前最後の走行を行った。
午前セッションからガスリーは精力的に周回を重ね、ランチタイム直前にハイパーソフトで1分17秒805をマーク。これは全体の2位に相当するものだったが、シケインカットによりこのタイムは除外された。最終的に午後のセッション終盤にハイパーソフトにより出した1分18秒363が自己ベストタイムとなり、ガスリーは13人中3位となった。走行距離の面でも1日で169周という、トロロッソ・ホンダにとって最多記録を達成した。
「今日は予定していたプログラムを全て行うことができ、僕にとってもチームにとっても実りの多い一日だった」とガスリー。
「トータル155周を目指していたが、最終的に169周走ることができたし、忙しいながらもすべてのプログラムをこなせてよかった」
「今日初めてウルトラソフトとハイパーソフトのタイヤを使ったが、グリップがある時にもマシンはいい感じだった。これで全てのタイヤを試せたので、この後の分析のために十分なデータを集めることができたと思う」
「ここまでの自分のラップタイムにはとても満足している。ライバルも少しずつ限界に近いアタックを始めたので、今日のセッションから今の自分たちのポジションが少し分かってきたように思う」
「テストのタイムにそこまで大きな意味がないのは分かっているが、それでも自分のテスト最終日を3番手タイムで締めくくることができてうれしい。開幕戦メルボルンの予選を終えた時にどの位置に立っているのか、確認するのが楽しみだよ」