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アプリリア、2018年型RS-GPを公開。空力カウルに加え多くのパーツを一新

2018年03月08日 22:51  AUTOSPORT web

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アプリリアで2018年シーズンのMotoGPを戦うアレイシ・エスパルガロとスコット・レディング
MotoGPに参戦するアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニが3月8日、2018年シーズンを戦うアプリリアRS-GPを公開した。

 2017年シーズンはアレイシ・エスパルガロとサム・ロウズのふたりを起用して挑んだアプリリア。序盤戦はマシントラブルや転倒で苦戦していたが、後半戦からマシンのポテンシャルを向上させ、日本GPでは予選で4番手につけた。最終的なランキングはエスパルガロが15位、ロウズが25位でシーズンを終えた。

 アプリリアは2018年シーズン、エスパルガロとロウズのふたりを継続する予定だったが、ロウズはパフォーマンス不足により2018年までの2年契約を1年で打ち切ることに。

 ロウズの後任にはプラマック・レーシングに所属していたイギリス人ライダーのスコット・レディングを起用。レディングは2014年に最高峰クラスにデビュー。ホンダ、ドゥカティのマシンを乗り継ぎ、2018年にファクトリーチームのシートを手にした。

 アプリリアはエスパルガロ、レディングのふたりで復帰後初の表彰台獲得と優勝を目指す。

 公開されたRS-GPには大型の空力カウルが装着されている。また、フレーム、エキゾースト、エアボックスなど多くのパーツが新しくなっているという。

 エンジンはV型4気筒で最大出力は270馬力以上。スイングアームはカーボン製となっている。