あなしんの漫画『春待つ僕ら』が実写映画化され、今冬に公開される。
『月刊デザート』で2014年から連載している『春待つ僕ら』。単行本は現在8巻まで刊行され、累計発行部数が280万部を突破している。友達のいない主人公・春野美月と、彼女がアルバイト先で出会ったバスケ部の「イケメン四天王」らが織りなす恋や友情が描かれる。
高校入学で「脱ぼっち」を目指す春野美月を土屋太鳳が演じる。「イケメン四天王」の1人で美月を見守る無口な浅倉永久役に北村匠海(DISH//)、同じく四天王の若宮恭介役にNHKドラマ『ひよっこ』の磯村勇斗、多田竜二役に『FINEBOYS』の専属モデルも務める杉野遥亮、宮本瑠衣役に『HiGH&LOW』シリーズなどの稲葉友、アメリカ帰りの高校バスケ選手で美月の幼なじみの神山亜哉役に小関裕太がキャスティングされている。監督は『ROOKIES-卒業-』の平川雄一朗、脚本はおかざきさとこ。
主演の土屋太鳳は「瑞々しい原作の中で美月は愛らしく儚げで、私の担当に戸惑う方々も多いと思います。心苦しいながらも今の自分を全部注ぎ、力を尽くします」とコメント。
北村匠海は「この映画は“バスケットボール”が1つのキーになると思うので、腕を磨く為に現在もみなさんと一緒に特訓を重ねています。物語を通して浅倉永久を演じ切りたいと思っています!」、小関裕太は「原作では目線、笑顔、話し方ひとつひとつに心が表れているあやちゃん。いつかご一緒したいと思っていた平川雄一朗監督のもと、最強のスタッフ、キャストと作品を創らせていただきます」と意気込みを語っている。
■土屋太鳳のコメント
初めての学園作品は7年前、北村匠海君との場面が最初の一歩でした。杉野遥亮君との再会も、平川監督はじめ御一緒したかったスタッフさん方キャストさん方との出会いも、本当に光栄です。瑞々しい原作の中で美月は愛らしく儚げで、私の担当に戸惑う方々も多いと思います。心苦しいながらも今の自分を全部注ぎ、力を尽くします。宜しくお願い致します!
■北村匠海のコメント
今回、浅倉永久役を演じます北村匠海です。またこうして青春映画に参加させて頂けることを嬉しく思っています。
この映画は“バスケットボール”が1つのキーになると思うので、腕を磨く為に現在もみなさんと一緒に特訓を重ねています。物語を通して浅倉永久を演じ切りたいと思っています!平川監督、キャストのみなさん、スタッフのみなさんと、これから始まる“高校生活”をとても楽しみにしています。
■小関裕太のコメント
髪の長い、ミステリアスな、スーパー高校生バスケットプレイヤー、あやちゃんを演じさせていただきます。原作では目線、笑顔、話し方ひとつひとつに心が表れているあやちゃん。いつかご一緒したいと思っていた平川雄一朗監督のもと、最強のスタッフ、キャストと作品を創らせていただきます。とにかく楽しみです!
■磯村勇斗のコメント
素敵な青春が詰まったこの作品に若宮恭介役として携わらせて頂けること嬉しく思います。恭介は、お兄さん的存在で見守る役なので、現場も優しく見守りながら、盛り上げて行けるようキャスト同士の仲を大切にしていきたいです。原作ファンの方含め、1度しか味わえない『春待つ僕ら』の青春を、皆さんに届けられるよう作品に取り組んで行きます。
■杉野遥亮のコメント
「多田竜二」を演じさせて頂きます、杉野遥亮と申します。最近は、バスケの練習にのめり込み学生時代に過ごしていたような青春をエンジョイしています。嫌なことを忘れてみんなで一つのモノに熱中できる時間を愛おしく感じています。“日を追うにつれ楽しみになっていく”という感覚とワクワクが止まりません。公開を楽しみに待っていて頂けたら嬉しいです!
■稲葉友のコメント
撮影を前にバスケ部のメンバーや監督、スタッフさんたちとバスケ漬けの日々を送っていますが、この方たちとなら青春特有の淡さや力強さや愛らしさみたいなものを一緒に作り上げられると勝手に思っております。大人になってからの「本気」や「全力」とはまた違ったパワーが宿った作品になるよう個性豊かな仲間たちと挑みますので、是非とも公開を楽しみにしていただきたいです。
■平川雄一朗監督のコメント
この映画は、「今をひたむきに生きる若者たちの青春ラブストーリーだ」、と原作を読んだ時に思いました。キャストも、今を一生懸命生きている土屋太鳳さん、北村匠海くんをはじめ、未来の映画界を担うキャストの皆さんたちと、年始からバスケットの練習で顔を合わせ、若い力を感じてます。苦悩や葛藤を描きながらも、感動と勇気を届けられる作品になるようスタッフ、キャスト邁進してますので、ご期待ください。
■あなしんのコメント
自分の作品が映画になるというありがたいお話をいただき、大変嬉しく思っております。キャストの皆さんや制作スタッフの方々のお名前を聞いた時は大変恐縮するとともに、どんな『春僕』を作っていただけるんだろうと、とてもワクワクしました。原作はまだ完結していないので、映画ならではの結末がどのような形になるのか、私も楽しみにしております。