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中居正広、2.5次元俳優 佐藤流司の“役作り”に驚愕「個を出したいみたいな、そういうのないの?」

2018年03月08日 12:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 中居正広がMCを務めるトークバラエティ『ナカイの窓』(日本テレビ系)の3月7日放送回では、「舞台で活躍する人SP」の模様がオンエアされた。


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 この日は、ゲストMCに指原莉乃、ゲストに市村正親、中川家、新妻聖子、中村米吉、佐藤流司を迎え、トークを展開。まずは、ミュージカルで活躍する市村と新妻が紹介されると、指原が「中居さんもね、一応って言ったらあれなんですけど……。歌われてたじゃないですか?」と笑いながら口にする。それを聞いた中居は「遠い昔みたいに言うんじゃねーよ! まだちょっと前だよ! みんな覚えてるだろ!?」と勢いよく言い返した。


 すると、市村が「中居くんはでもさ、歌も踊りも芝居もさ、みんな同じところでやってるよね。変わらないよね」と言うと、指原が「だけど、ミュージカルとかされないじゃないですか?」と指摘。すかさず中居は「しないよ! 自信がないもん」と声を張るも、市村が「今度しようよ!」と笑顔でミュージカル出演を促す。まさかの誘いにたじろぐ中居は、「いや、歌は本当に……だってほら、歌えないですもん」と拒むも、市村は「大丈夫! その声でいいんだから」となおグイグイ押していく。しかし、中居は「嫌だ嫌だ嫌だ! 本当に泣かせたいところなのに、クスクスされるのが一番嫌なの」と泣かせどころで、自分の歌が笑われてしまうのが耐えられないと主張した。


 次に2.5次元舞台のプリンスとして佐藤が紹介される。2.5次元舞台とは、漫画やアニメなど2次元の原作のものを3次元の俳優が演じる舞台のこと。佐藤は、2.5次元俳優の中でも屈指の人気を誇り、これまでにミュージカル『忍たま乱太郎』、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』、ミュージカル『テニスの王子様』、學蘭歌劇『帝一の國』、ミュージカル『刀剣乱舞』などに出演している。


 数々の人気原作のものを演じているため、指原が「最初、大変だったんじゃないですか?」と聞くと、佐藤は「『テニスの王子様』っていうミュージカルに出させてもらった時に、やっぱりファンの方がすごく熱くてですね。初めて自分の写真が出た時に、恐ろしいくらい叩かれました」と明かす。中居が「なんで? あ、原作と外れてると?」と質問すると、佐藤は「似てない! 死ね! みたいな……」と当時浴びせられたコメントを披露した。そのエピソードに対して中居は「死ねないよね? それじゃあ。死ねなくない? いや、大変だわ……」と驚きを隠せないようだ。


 また指原の「役作りのコツはありますか?」という問いに対しては、「キャラクターがあって、原作があるので、どっちかというとそっち(原作)を一番大事にしていますね。自分のお芝居っていうよりも、キャラクターに近づけて」と答える佐藤。そこで中居が「でも、役者のなんかあるじゃん? この原作はこうだけども、俺はその一個上を行きたいから、個を出したいみたいな。そういうのないの?」と尋ねると、佐藤は「そういう気持ちは出てきますけど、それを我慢する難しさも、2.5次元の楽しさだったりします」と語った。


 さらに、SNSに写真をあげる際も、キャラクターのイメージに反したものをあげないよう、最新の注意を払っているという。たとえば、『NARUTO-ナルト-』で演じたサスケは、クールなキャラクターであるため、あまり笑った写真はアップできないのだとか。それを聞いた指原が「じゃあSNSで、“お疲れ様でした~(ピース)”ってのはあげちゃダメ?」と言うと、佐藤は間髪入れずに「絶対、絶対ダメです。また“死ね”って言われます」とコメント。中居は「言っちゃえばいいじゃん。それじゃあ、死ねないんですけど~。死に切れないんですけど~。って」と冗談を飛ばした。


 次回の放送では「ダイエットに成功した人SP」の模様をオンエア予定だ。(文=向原康太)