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子どもに就いてほしい職業1位「会社員」、2位「公務員」 女児親は「芸能人」を希望する傾向も

2018年03月07日 17:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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アニヴェルセルは3月7日、子どもに就かせたい職業についての調査レポートを発表した。調査は昨年4月にインターネットで実施し、23~39歳の男女1236人から回答を得た。該当の子どもがいない場合は、いると仮定しての回答となっている。

自分の子どもに就いてほしい職業を聞くと、男児の場合は1位「会社員」で44.3%が回答している。僅差で2位が「公務員」(42.3%)が続く。やはり安定した仕事に就いてほしい、と考える人が多いようだ。

将来のために習わせたいのは「英語」「プログラミング」

以降、「医師」(23.1%)、「エンジニア」(21.0%)、「スポーツ選手」(20.0%)、「弁護士」(12.6%)、「芸能人(俳優、モデル、アイドル)」(6.1%)と続く。

一方、女児の場合、上位3位は「会社員」(46.3%)、「公務員」(37.4%)、「医師」(14.9%)。4位は「芸能人」(12.0%)で、男児と比べると約2倍の得票となっている、以降、「エンジニア」(8.4%)、「弁護士」(8.3%)、「スポーツ選手」(7.5%)と続く。

子どもに「将来役立つ」ため習わせたいものを聞くと、男女ともに1位「英語」(男:83.9%、女:81.4%)、2位「プログラミングなどIT系」(73.1%、73.6%)がランクイン。他には「習字」(71.1%、69.8%)、「公文など勉強系」(70.5%、70.6%)、「水泳」(57.6%、57.3%)が上位5位となっている。

また「親としてやらせたい」習い事を聞くと、男児の場合は1位「バイオリンやピアノなど楽器系」(47.8%)。2位以降、「公文など勉強系」(39.5%)、「空手」(39.3%)、「水泳」(38.8%)、「習字」(37.3%)と続く。

女児の場合、1位は「公文など勉強系」(44.8%)で、2位が「バイオリンやピアノなどの楽器系」(43.6%)となった。以降、「習字」(43.5%)、「水泳」(41.3%)、「英語」(35.7%)と続く。「将来役立つ」と「親としてやらせたい」習い事で、大きな差は見られなかった。

子どもがやりたいと言いそうな習い事 1位は男児「サッカー」、女児「ダンス」

「子どもがやりたいと言いそう」な習い事を聞くと、男の子の上位4位は「サッカー」(69.3%)、「野球」(68.7%)、「ダンス」(50.6%)、「空手」(33.3%)と体を動かすものが続き、5位に「バイオリンやピアノなど楽器系」(28.9%)がランクインしている。

女の子も上位3位が「ダンス」(54.9%)、「サッカー、野球」(51.1%)、「バレエ」(50.6%)と続き、4位に「バイオリンやピアノなどの楽器系」(43.3%)、5位「空手」(29.8%)となっている。

同社は「子どものやりたいことを自由にやらせてあげたいと思う一方、やはり親としてはできる限りのことを子どもにしてあげたいと思うはず」とコメント。その上で、親の独りよがりにならないよう、本当に何をやりたいか尋ねることが大切だとしている。