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グランプリのうわさ話:年俸大幅減のアロンソがマクラーレンと交わした一つの取引

2018年03月07日 16:41  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソ
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 スペイン国内の報道によると、フェルナンド・アロンソは今季のマクラーレン残留にあたって、50%近い減俸を受け入れたようだ。

 過去3年間、ホンダがマクラーレンに代わって、年間推定3400万ユーロ(約45億円)とされるアロンソのサラリーを支払っていることは公然の秘密となっていた。しかし、ホンダとの契約を解消したマクラーレンには、もはや元ワールドチャンピオンのアロンソにそれほどの金額を支払うだけの財源はない。

 それでもアロンソはF1に留まりたいと考え、マクラーレンも何とかして彼をキープしたかった。スペインのメディアによると、そうした両者の希望を叶えるために、ある取り引きが行われた。

 今季の年俸を1800万ユーロ(約24億円)に引き下げる代償として、マクラーレンはアロンソに、マシンの広告スペースの一部を無償で使わせることにしたのだ。

 今年のMLC33のボディワークに、『Kimoa』(キモア)のロゴが見られる理由はそこにある。キモアはアロンソが立ち上げにかかわったファッションブランドで、昨年から自身が広告塔となって積極的にプロモーションを行っている。

続きはF1速報WEBで掲載中

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