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新「東急プラザ渋谷」が開業へ、"人生100年時代"の商業施設を開発

2018年03月07日 16:13  Fashionsnap.com

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イメージ Image by: 東急不動産
東急不動産は7日、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の商業施設ゾーンにおいて「東急プラザ渋谷」を開業することを発表した。"人生100年時代"と言われ、人々の価値観やライフスタイル、消費行動が大きく変化する新時代に、成熟した大人に向けて「メロウ ライフ(MELLOW LIFE)」を提案する。2019年秋の竣工を予定している。

 「東急プラザ渋谷」のターゲットは「都会派の感度が成熟した大人たち」。本物・本質的・普遍的なものの良さを大切にし、時間を積み重ね成熟していく豊かな人生を楽しむことを「メロウ ライフ」と名付け、新しいライフスタイル観を提案する。「美」「健康」「食」をはじめ、時間の過ごし方や日々の暮らしのサポート、資産運用といった「ライフプラン」など、成熟した大人のニーズに応える店舗構成を予定している。
 「東急プラザ渋谷」は、1965年に専門店複合商業ビルの「渋谷東急ビル」として渋谷駅前に開業。その後1973年に「渋谷東急プラザ」に、2012年に「東急プラザ渋谷」に名称を変更しながら2015年3月の閉館まで49年間営業していた。
 「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」は、旧東急プラザ渋谷および隣接する街区を一体開発するプロジェクト。2階レベルで渋谷駅と歩行者デッキで直結し、駅から周辺へと街に広がりを生み出す。地下4階~地上18階建の施設で、2~8階、17、18階に「東急プラザ渋谷」、9~17階にオフィス、屋上には屋上広場を計画。1階には空港リムジンバスも乗り入れるバスターミナルや観光支援施設を設置し、渋谷駅西口の新たな玄関口となる。
■「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目38番敷地面積:約3,336平方メートル延床面積:約5万8,970平方メートル階数:地下4階~地上18階(建築基準法上は19階)竣工:2019年秋(予定)