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トム・クルーズがヘリを操縦!? 『ミッション:インポッシブル』最新作メイキング映像公開

2018年03月07日 12:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 8月3日公開の映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』より、トム・クルーズ自身が実際にヘリコプターを操縦するメイキング映像が公開された。


参考:動画はこちら


 シリーズ第6弾となる本作で主人公イーサン・ハント(トム・クルーズ)が挑むのは、“同時核爆発を未然に防ぐ”というミッション。複数のプルトニウムが何者かに盗まれ、3つの都市が核爆発の標的になり、イーサンとIMFチームは、手掛かりが薄い中、72時間の間に爆発を防ごうと奮闘する。


 今回公開された映像では、これまで車やバイクなど数々のマシーンを乗りこなしてきたクルーズが、本作で“ヘリコプター”に挑戦する様が映し出されている。クルーズとクリストファー・マッカリー監督は“誰も挑戦したことのないスタント”を目指して2年の準備期間を費やし、“トム・クルーズ自身がヘリコプターを操縦するアクションシーン”という答えを導き出した。


 航空関係のスタント専門家から「役者がヘリコプターの操縦に挑戦するのは不可能(インッポッシブル)に近い」と言われる中、「僕がヘリのパイロットになる」と言い出したクルーズに『ミッション:インポッシブル』のキャスト・スタッフが一致団結し、不可能を可能にするべく動き出した。クルーズはこのシーンを撮影するため、1日8時間×3ヶ月乗っても初心者レベルまでしかいけないと言われるヘリコプター操縦訓練を、「短時間で2000時間の訓練をこなす」と言い放ち、見事ライセンスを所得。前代未聞のシーンを実現させた。


 一瞬たりとも気の抜けない撮影は、スタントシーンがあまりにも危険すぎるため、世界で唯一撮影許可が下りたニュージーランドで実施。少しのミスが死に直結するといわれ、多くのパイロットは挑戦すらしないという高難度のアクロバット飛行“らせん落下(スパイラル)”を見事に成功させ、操縦と演技とカメラの操作を同時にこなすという神業を成し遂げた。壮大な自然の中で、ヘリコプター操縦席内外から様々なアングルで映し出される緊張感あふれるメイキング映像となっている。


(リアルサウンド編集部)